ESSEonlineで2023年11月に公開された記事のなかから、ランキングTOP10入りした記事のひとつを紹介します。

築26年の一戸建てに夫婦で暮らすライフさんは63歳。子どもが独立して夫婦ふたり暮らしになった今、「部屋をすっきり見せること」に夢中とか。「昔はただものが少ない部屋に憧れていましたが、今はものが少ないだけでなく、おしゃれで小ぎれいな部屋が目標です」。YouTubeでも披露しているすっきりした部屋をつくっているルールを伺いました。

記事の初出は2023年11月。内容は取材時の状況です。

 

60代夫婦ふたり暮らし:お部屋すっきり見せ・5つの工夫

まずは“あってもなくてもいいもの”を極力なくすことを意識。
「レースのカーテンやゴミ箱で、部屋の印象が変わります。なくしたら想像以上にすっきりしました」とライフさん。

ライフさんがこだわっているルール5つは、お金がかからない手軽にできることばかりでした。

●1:カーテンは天井から

カーテンレールは自分たちで天井に設置し、長めのカーテンを取りつけています。
「視覚的に、より広くてすっきりした部屋に見えます」(ライフさん。以下同)

●2:レースのカーテンはつけない

レースカーテンをつけないことで、窓回りがさっぱり。
「すぐ隣に家がないため、外から見られる心配がなく、思いきってなくしました」

●3:飾るなら文字がないもの、抽象的なもの

文字盤のない時計や、存在感が強すぎない抽象的な絵なら、部屋とのバランスをとりやすくなります。
「絵は、気に入った抽象的な柄の生地を飾っています」

●4:テレビは床置きにして圧迫感をなくす

テレビ台を使うと高さが出て圧迫感が強めになりがち。
「床置きにしたら、ちょうどよくなりました。ロボット掃除機が通れるよう、レンガで底上げしています」

●5:ゴミ箱は置かない、ラグも敷かない

リビングからゴミ箱をなくしたら、ゴミや袋も見えなくなり、スタイリッシュな空間に。
「ゴミ集めの手間も減り、一石二鳥です。またラグは触り心地もよく好きなのですが、存在感が大きすぎるのが難点。すっきり見せのために置きません」

 

『これからの暮らし by ESSE vol.06』では、今回紹介した以外にも、60代以上の暮らし上手さんの「ものの持ち方 手放し方」、後悔しない「終の棲家(すみか)」の選び方、若々しい肌&体をつくる「整え」美容、81歳、村上祥子さんの ひとり分・冷凍パックごはんなど、暮らしに役立つ情報が満載。