ホンダ新型「プレリュード」は“300万円台”であるべき? 市販化待った無しの「2ドアクーペ」に「欲しい」声多数! “22年ぶり復活”の「名車」適正価格は?

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新型プレリュードは300万円台であるべき?

 ホンダは2023年10月25日、「ジャパンモビリティショー2023」にて新型「プレリュードコンセプト」を世界初公開しました。

 22年ぶりに往年の“デートカー”の車名が復活したとあって、大いに話題となりました。そこで、実際にこのクルマが市販化されたらほしいと思うのか、いくらなら適切だと思うのかSNSでアンケートを取り調査してみました。

これはカッコイイ! ホンダ新型「プレリュードコンセプト」

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 プレリュードは、1978年から5世代にわたって販売された2ドアクーペの「スペシャリティカー」に用いられていた車名です。最終モデルとなる5代目は、2000年9月をもって23年という歴史に幕を下ろしており、現在は販売されていません。

 そんな中、ホンダは2023年10月25日、「ジャパンモビリティショー2023」にて新型プレリュードコンセプトを世界初公開。実に22年ぶりの車名復活となり大きく話題を呼びました。

同車について、ホンダで取締役 代表執行役社長を務める三部 敏宏氏は以下のようにコメントしています。

ホンダは、いつの時代もスポーティなクルマづくりに拘ってきました。PRELUDEという言葉は、『前奏曲・先駆け』を意味します。このモデルは、本格的な電動化時代へ“操る喜び”を継承する、Honda不変のスポーツマインドを体現するモデルの先駆けとなります。

 新型プレリュードコンセプトは、どこまでも行きたくなる気持ちよさと、非日常のときめきを感じさせてくれる、スペシャリティスポーツモデルです。ホンダだからこそできる“操る喜び”を皆さまにお届けすべく、現在、鋭意開発を進めています。ぜひ、ご期待ください」

 つまり、新型プレリュードコンセプトは、ただのコンセプトモデルではなく、市販化に向け“鋭意開発中”のモデルだということ。そう遠くない未来に“新型プレリュード”として登場することが期待されます。

では、実際に登場するとして、ほしいと思う人はどのくらいいるのでしょうか。またいくらなら、許容できるのでしょうか。SNSでアンケートを実施しました。

 アンケートでは、「ホンダから新型『プレリュード』が発売されたら購入したいと思いますか」と質問、これに対し「はい」「いいえ」の2択を用意しました。

 その結果、「はい」という意見が60.8%を占め、プレリュードに対する期待の高さがうかがえる結果となりました。

 アンケートの自由回答欄では、はいと回答した人から「ホンダ久しぶりのスポーツカーだと思うから」「ゴテゴテしていないクーペは珍しい」「日本車のかっこいいクーペはあまり選択肢がなかったので」など、デザインに関する称賛の声が主流を占めます。

 また、「ホンダ新型『プレリュード』が日本で発売された場合、車両本体価格は、いくらまでなら購入を検討できますか?(検討可能な、最大の価格帯を選択してください)」とも質問し、「200万円から250万円まで」「251万円から300万円まで」といったように金額帯を分けた選択肢を7つほど用意したところ、「301万円から350万円まで」という回答が33.3%で最多となり、「351万円から400万円まで」という回答が21.6%で続きました。

 おおよそ“300万円台”というのが、望まれる金額帯のようです。

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 プレリュードは、4人乗りのクーペ。現在日本で販売されている国産車で比較するとなるとトヨタ「GR86」が、かろうじて数少ない比較対象となるでしょう。

 GR86の価格帯は、291万6000円から357万4000円(税込)。アンケート結果と合わせて考えてみても、新型プレリュードはこのくらいの金額帯であるべきなのかもしれません。