お出かけ需要が戻った今、運気を上げる“開運旅”が人気です。そこで今回は新しい年の始まりにおすすめの開運旅の1つとして、南九州随一のパワースポットで知られる、鹿児島県の「霧島」エリアをご紹介。霧島の開運スポットや、非日常感のある宿泊スポットをご紹介します。

 見どころ満載!最強のパワースポット・霧島神宮へ

九州で代表的なパワースポットといえば、天孫降臨神話が伝わる「霧島神宮」。神々の最高位・アマテラスオオミカミの孫であるニニギノミコトを主祭神とし、その妻や子孫を含めて六神が祀られている、日本有数の神社です。

期待できるご利益には、開運、起業、家庭円満、学業成就、子孫繁栄などがあり、年末年始には全国から多くの参拝者が訪れます。

霧島神宮の社殿の一部、本殿、幣殿、拝殿は国の重要文化財でしたが、2022年2月に国宝に指定。普段は中に入ることができませんが、特別拝観を申し込めば拝殿内を見学することができます。

社殿のあちこちに施された豪華絢爛な装飾も、霧島神宮の特長のひとつです。迫力のある龍の彫刻や鮮やかな壁画にはつい見入ってしまいそう。じつは霧島神宮は、火山の噴火などにより過去3回場所を移しており、現在の社殿は1715年に建てられたものなのです。

● 樹齢800年を超える霧島神宮の「御神木」

敷地内の「御神木」も見どころのひとつ。霧島神宮の御神木は樹齢800年を超える杉の木で、「祈りの枝」とも呼ばれています。木の一部が祈っている人のような姿に見えることから、縁起のいい存在とされているのです。

また、だれもが歌ったことのある国歌・君が代に出てくる「さざれ石」。

その元となったものが岐阜県から奉納され、今ではこの霧島神宮で見ることができます。

●幻想的な光景に神秘のパワーを感じる「霧島神水峡」

霧島神宮からほど近いところにある渓谷、「霧島神水峡」。大自然に囲まれながらも、霧島川沿いに遊歩道が整備されており、ゆっくりと散歩しながら森林浴ができます。途中、開けた場所にあるのが、巨大な柱がたくさん垂れ下がっているように見える「柱状節理(ちゅうじょうせつり)」。

これは788年に噴火した御鉢火山から流れてきた溶岩が冷えてかたまったもので、そのダイナミックな造形からは自然のパワーを感じることができます。

みなさんも新年に向けて“よい気”をもらいに、開運旅を計画してみませんか?