50代の「玄関収納」に無印良品のシェルフが大活躍。“キャスターつき”なのがポイント
片づけ上手な人を発見する「ESSE収納グランプリ」受賞者のおうちを大公開! それぞれの収納や暮らしの“正解”を見つけるカギがきっとあるはず。今回は、グランプリを受賞したKさんの「家事動線」の工夫をご紹介します。収納グランプリの審査員でもある、整理収納コンサルタント・本多さおりさんのコメントも必見です。
「面倒だな」を減らすため、家事の動線は最小限に
ESSE収納グランプリ受賞のKさんの家事動線は無駄がなく、家族も簡単に「使って戻す」ができる、小さなアイデアが散りばめられています。
●使う場所の近くにストックを用意する
「コピー用紙はプリンター横に。ガスボンベは余分のストック場所のメモ書きも添えて」
家族から「あれどこ?」と何度も聞かれるものは、わかりやすく収納してストレス軽減。
●洗濯はサッと終えられるようベランダ横にグッズを集約
ベランダの横にある収納扉の中には、洗濯グッズをまとめて保管。「夏も冬もベランダで干す作業がつらいので、ここにハンガーなどを集約。室内で準備してから外にかけるだけです」
<アイロンセットもここが定位置>
アイロンがけのセットも置き、流れ作業でできるようにスタンバイ。そうめんの木箱を、アイロン入れに再利用。
【本多さんのコメント】木の板を収納ケースの上にのせるアイデアは大賛成!
プラ収納ってアイロンなど重いものをのせると上部がヘコみがち。私も板をかませているので、共感しました!
●玄関にお出かけセットを用意
以前は別の部屋で使っていた無印良品のユニットシェルフを玄関で活用。
「持ち歩くものをひとまとめに。リビングが2階なのですが、ここにあれば忘れものを取りに戻る必要なし」
シェルフの1・2段目はポケットティッシュ、ハンカチ、エコバッグなど。季節ごとに入れ替え、冬はカイロや手袋も。
下2段はスリッパを収納。
【本多さんのコメント】「オリジナリティあふれるグッズ活用がおもしろいです」
無印良品のシェルフを玄関収納に使うのって珍しいですが“キャスターつき”だからという理由に納得です。
●毎日のように使う小物は動くワゴンにひとまとめ
パッと使いたい爪切りや文房具、ウエットティッシュなどはリビングの一角に置いたイタリア製の「ボビーワゴン」に。「リビングの収納スペースが少ないので、このワゴンがあると散らかり防止に」
<引き出しごとにしまうものを決める>
1段目は文房具や身だしなみ用品、2段目にはメモ帳とレターセット、3段目にはスタンプやカードケース、時計などこまごましたものを。