痛恨のオウンゴールを献上したクォン・ハンジン。(C)2023 Asian Football Confederation (AFC)

写真拡大

 目を疑うようなシーンだった。

 11月7日に開催されたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ第4戦で、韓国の仁川ユナイテッドは中国の山東泰山と敵地で対戦。1−3で敗れ、前節(0−2)に続いて、山東に連敗となった。

 とりわけ痛恨だったのが、2失点目となったオウンゴールだ。0−1で迎えた65分、DFのクォン・ハンジンがバックパス。だが、GKのキム・ドンホンへのそれがずれて、そのままゴールに吸い込まれていった。

【動画】無人のゴールへ...元Jリーガーの韓国人DFがまさかのオウンゴール
 まさかの失点に韓国メディアも嘆き節だ。『InterFootball』は「呆れたオウンゴ―ルに、PK献上。仁川が山東泰山に完敗」と見出しを打ち、「クォン・ハンジンとキム・ドンホンはコミュニケーションが取れず、ゴールを空にした状態で、そのままオウンゴールにつながった」と伝えた。

『news1』も「キム・ドンホンに送ったパスが呼吸に合わず、バカバカしい失点を喫した」と酷評している。

 かつて柏レイソル、湘南ベルマーレ、ザスパクサツ群馬、ロアッソ熊本とJリーグの4クラブでプレーしたクォン・ハンジン。痛恨のプレーとなってしまった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部