ヌートバーが初勝利 侍ジャパンに負けない活躍に期待

　20日、浦和競馬1Rで行われた2歳五組(ダ1400m)で、町田直希騎手騎乗の6番人気ヌートバー(牡2、川崎・佐藤博紀厩舎)が初勝利を挙げた。

　同馬は父アドミラブル、母トーコージュエリー、母の父ジャングルポケットという血統。レースでは道中3、4番手を追走し4コーナーで先行馬をとらえると、直線でもしぶとく粘って後続の追撃をアタマ差しのいだ。今年8月に川崎競馬場でデビューし、4戦目で初の遠征競馬。慣れない環境ながら、待望の白星をつかんだ。

　馬名の由来は『人名より』。米大リーグのセントルイス・カージナルスに所属し、今年のWBCで日本優勝の立役者となったラーズ・ヌートバー選手と同じ名前だ。この勝利から勢いに乗って、侍ジャパンに負けず劣らずの大活躍を期待したい。