新型「爆速“1人乗り”オープンカー」発表! 公道走行可能ってマジ!? 320馬力「直4NA」搭載の「Mono」米で発表

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公道を走れるってマジ!?なスポーツカー「Mono」の新モデル!

 英国の自動車メーカー「BAC」は、8月17日から20日の間、カリフォルニア州で実施された「モントレー・カー・ウィーク2023」にて、シングルシータースポーツカー「Mono」の新モデルを発表しました。

これで公道走れるの? BAC新型「Mono」

 ブリックス・オートモーティブ・カンパニーこと「BAC」は、英国に本拠地を置く自動車メーカー。同社は、とにかく個性的としか言えないとある車両を作成しています。

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 それがMono。このクルマは、車体真ん中に運転席を置いた、シングルシーター(1人乗り)のスポーツカーになっています。しかも運転席上部はむき出しで、パッと見た時の印象は完全にフォーミュラカーです。

 そうなるとサーキット専用車かと思うところですが、Monoはしっかり公道も走行できます。まさしく唯一無二のスポーツカーといえるでしょう。

 そんな「Mono」は10年以上前から改良と生産が続けられています。今回の新モデルでは、デザインが微調整されており、より洗練されたインテークシステムやリアスポイラーを備えています。

 パワートレインには、2.5リッター直列4気筒自然吸気エンジンと6速シーケンシャルトランスミッションを組み合わせています。最大出力320馬力、最大トルク約31.9kgf-mを発揮。さらに車両重量が570キロという軽さも相まって、わずか2.7秒で停止状態から時速60マイル(時速約96キロ)に到達します。

 この新しいMonoの価格についてはまだ公開されていませんが、以前のモデルでは約11万ポンド(約2000万円)で販売されていたそうです。

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 このMonoは、日本ではベスポーク オートモーティブが取り扱いを行っています。また、2023年4月に行われた「オートモビル カウンシル2023」では、このMonoをサーキット専用にしたモデルが展示されていました。