「大奥」シーズン2で感染対策の徹底を再認識
NHKドラマ10「大奥 Season2」(毎週火曜午後10時)の初回となる医療編第11回が3日に放送され、今の時代に通じる感染対策にまつわる興味深いエピソードが登場した。
よしながふみの漫画「大奥」が原作となる本シリーズは、3代将軍・家光の時代から幕末・大政奉還にいたるまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを描く。シーズン2では吉宗の遺志を継いだ若き医師たちが赤面疱瘡の撲滅に向けて立ち上がる医療編と、幕府の人々が“江戸城無血開城”のために奔走する幕末編が描かれる。
大奥で風熱と呼ばれる病が流行するというエピソードが登場した。風熱とは現代でいうインフルエンザのこと。劇中ではその感染予防の一つとして、青沼(村雨辰剛)が作ったサボン(石鹸のようなもの)で手洗いすることが有効な手段であると紹介された。
奇しくも現在日本ではインフルエンザや新型コロナウィルスが流行していることから、SNS上では「石鹸で手を洗うは基本!」「いつの時代もせっけん手洗いは大事なんだよォ」と改めて手洗いの大切さを実感したという声が多く寄せられた。(今井優)