庵野秀明がゲスト登壇!初のモノクロ版『シン・ゴジラ:オルソ』
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 2016年に公開された映画『シン・ゴジラ』の初公開となるモノクロ映像版『シン・ゴジラ:オルソ』(SHIN GODZILLA:ORTHOchromatic)が、10月27日(金)実施の「『ゴジラ-1.0』公開記念 山崎貴セレクション ゴジラ上映会」第4回で特別上映されることが明らかになった。上映会には、同作の脚本・編集・総監督を務めた庵野秀明がゲストとして登壇する。

 最新作『ゴジラ-1.0』(11月3日全国公開)を手がける山崎貴監督が自ら厳選した『ゴジラ』過去作を上映する全4回の同上映会。9月15日から池袋HUMAXシネマズにて隔週で行われており、第1回は『ゴジラ 60周年記念デジタルリマスター版』(ゲスト:樋口真嗣監督)、第2回では『三大怪獣地球最大の決戦』(ゲスト:造形師・村瀬継蔵)が上映された。

 『シン・ゴジラ:オルソ』は、ゲスト登壇のオファーを受けた庵野が企画を提案。メガホンを取った樋口監督と准監督の尾上克郎が監修を務めることで、製作が実現した。タイトルの「オルソクロマチック」(略称:オルソ)とは、モノクロフィルムの一つで、赤系統の色が感光されない特色を持つ「オルソクロマチックフィルム」のこと。現在主に流通しているモノクロフィルム「パンクロマチックフィルム」よりもフェイストーンが重くなることが特徴で、この質感を目指し、タイトルにも取り入れられた。

 27日に行われる庵野と山崎監督の対談トークショー付き上映会は、全国6館(TOHOシネマズ日比谷、TOHOシネマズ新宿、TOHOシネマズ梅田、ミッドランドスクエアシネマ、T・ジョイ博多、札幌シネマフロンティア)で生中継が決定。10月28日と29日にも、池袋HUMAXシネマズを含む全国7館で『シン・ゴジラ:オルソ』が上映される。

 また、10月13日実施の第3回では、山崎監督が「大好きなゴジラ」と公言している『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』(2001)を上映。同作を監督した金子修介がゲストとして登壇する。(編集部・倉本拓弥)