なんじゃこりゃ!?

移動自体を楽しむモビリティ


横浜市の山下公園(画像:写真AC)。

 横浜市は2023年9月15日(金)、港湾地区にある山下公園で、自動走行モビリティの実証実験を行うと発表しました。期間は21日から24日まで4日間、昼間に実施。

 お披露目されるのは、関電の子会社であるゲキダンイイノが開発した「iino」です。

「運転操縦する」というよりも、「座っていたら自動で移動してくれる」という乗りもので、3人乗りだと「腰掛け椅子がそのまま移動」、8人乗りだと「カフェのテーブル席がまるごと移動する」といったイメージ。

 稼働するのは計3台で、日本郵船「氷川丸」の前や中央広場などを、200m〜350mの決められた範囲でまっすぐ往復します。

 横浜市は「横浜ならではの水際線の景色を眺めながら、多世代に移動自体を楽しく感じていただく」乗りものとして可能性を検証していきたいとしています。