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 およそ10ヶ月前に行われたチャンピオンズリーグGLセルティック・グラスゴー戦にて、十字靭帯を断裂しそれ以降は離脱が続いていた、ペーター・グラーチがそれ以来初となるRBライプツィヒでのチーム練習に参加した。まだ完全復帰までには時間がかかる見込みだが、それでも33歳のハンガリー代表GKにとって大きな一歩であることは間違いない。

 さらに大腿の問題で離脱していた今夏加入、クリストフ・バウムガルトナーは練習参加を果たしており、こちらは開幕戦に向けて戦列復帰の見通しがたった。またDFBスーパーカップでウォーミングアップ中に負傷したケヴィン・カンプルも、水曜にはチーム練習復帰の見込み。ただ内側靭帯を断裂している新センターバックのエル・チャダイユ・ビシアブと、UDラス・パルマスとのテストマッチ以来、左ふくらはぎの筋肉痛に悩まされているMFアマドゥ・ハイダラは、まだしばらく離脱となるだろう。

 なおライプツィヒではそのグラーチが今季から副主将となり、代わりに主将として副主将から入れ替わる形で同じハンガリー代表ヴィリ・オルバンが就任。「チームメイトの支持と信頼を得られたことをとても嬉しく思っているし、グラーチが副主将ということで特に僕らに変化はほとんどない」とオルバン。なお選手評議会には昨季に続いてカンプル、ポウルセン、フォルスベリも昨季を同じ顔ぶれながら、新たにオルモ、ヘンリクス、シュラーガーの3人が加わっている。