Akamai Technologies(アカマイ)は8月4日、APIへの攻撃を阻止し、API内部に潜む実装の脆弱性とビジネスロジックの悪用を検知するAPI Securityの提供開始を発表した。

Akamai Technologies ロゴ

API Securityは、APIアクティビティを可視化し、ふるまい分析を用いて複雑な脅威を検知する製品。履歴データの分析を通じて検知能力を高め、API ディスカバリー、可視化、リスク監査の機能に加え、検知と対処を支援する広範な調査と脅威ハンティングを提供する。

同製品は、あらゆるAPIゲートウェイ、WAAP、クラウド実装と併用でき、さらにAkamai のユーザーはエッジサーバーに統合されたエッジコネクターを活用することも可能。クリックするだけでインテグレーションとモニタリングの開始にかかる時間、労力、コストを節約できるとしている。

アカマイのApplication Security 部門でSenior Vice President兼General ManagerのRupesh Chokshi氏は、次のように述べている。「最近発生した情報漏えい事件から、API セキュリティソリューションが不可欠であることが痛いほど明らかとなりました。今や、API ベースの攻撃を防御するためにエンドポイントのガードと認証情報のチェックだけではもはや十分ではありません。また、AkamaiのAPI Securityを使用することで、組織はあらゆるプラッ トフォームやゲートウェイでAPIのふるまいを監視し、ビジネスプロセスが円滑かつ安全に機能していることを確認できます」