地下鉄東山線藤が丘駅の3番出口の目の前に突如現れる洞穴のような空間…皆さん、こちらがどんなお店かご存知ですか?

実は『トーシャくんのおかしやさん』といって、洞穴の中からクマの手が接客してくれるテイクアウト限定のカフェなんです。メニューはココアやカフェラテなどのドリンクと冷やしカステラなど約10種類をラインナップ。

SNSでも話題を集めているということで、ナゴヤドット編集部も体験してきました!

注文する際も可愛い演出!

①右側のメニューから商品を選び、欲しい商品の写真の札を取ってベルを鳴らす

メニューは全部で10種類ほど。商品名も可愛らしく『リンゴダイエットをはじめた子豚ちゃんおすすめのりんごジュース』や『片思い中ヒョウのあまずっぱいほぼミカンジュース』など商品名から物語が想像できる名前になっています。

札がない場合は売り切れているので別の商品を選んでくださいね。スタッフおススメは「犬好き猫のここあみるく」ということなのでさっそくベルを鳴らして注文!

②クマの手が差し出してくれる”秘密の絵本”に札とお金を置いて渡す

ベルを鳴らすとクマさんの手が木製の秘密の絵本を出してくれるので、開いて注文札とお金を1,000円札、500円玉、100円玉を置く場所が記されているので指定の場所に置き、再びベルを鳴らすとクマさんの手がが取りに来てくれます。

おつりがある場合はトレイでいただけるので待っていてください。5,000円札や10,000円札しかない場合は、両替もできるそうですよ。

③クマさんの手が注文したドリンクを洞穴から出してくれます

商品が出来上がったらベルで知らせてくれるということでちょっと待っていると…洞穴からクマの手が商品を受け渡してくれました。ストローやおしぼりなど全て受け取ると、クマが手を振ってお見送りしてくれます。

ただドリンクを買うだけではなく、テーマパークのような仕掛けがいっぱいあり素敵な体験ができること間違いなし!大人も子どもも楽しめますよ♪

NAGOYA.ライター。

対面接客をしない理由

『トーシャーくんのおかしやさん』は、同じ藤が丘中央商店街にお店を構える「つきぐまカステラ」の新業態で、日本語がうまく話せない外国の人やコミュニケーションが苦手な人でも働ける場所を、ということで誕生しました。

だから、注目から受け取りまで全てジェスチャーでの接客なんです。

こちらのオーナーが海外に行った際に、現地でお世話になった恩返しがしたいと考えて、このようなスタイルが取られているんです。

また洞穴のような店構えは、17世紀のイタリア中部フィレンツェでペスト流行時の感染防止に役立ったというワイン販売用の小窓(ワインの窓)をイメージ。

ワインの窓のスタイルが、コロナ禍で復活したというニュースを見て思いついたそうです。

現在は藤が丘本店のみがこちらのスタイルなので、気になる人はぜひ藤が丘駅前へトーシャくんに会いに行ってみてください!

店舗名:トーシャーくんのおかしやさん

住所:名古屋市名東区藤見が丘8

営業時間:11:00~18:00※土曜・日曜・祝日10:00~

定休日:無休

公式サイト:https://www.instagram.com/tosya_kun_no_okashiyasan/