広島都市圏の病院をJR広島駅北口に統合する構想で、県は県立広島病院の跡地にリハビリなどができる回復期の病院を考えていることを明らかにしました。

県 医療機能強化担当部長 福永裕文さん「アンケート調査の結果や有識者の意見をふまえると回復期の病院が一番ふさわしい」

27日に行われた県立広島病院の跡地活用などを検討する地域住民らとの懇話会で、県は活用の方向性を示しました。

日常的医療に加え、回復期の入院や救急患者にも対応できる医療体制を整える方向で協議を進めたいとしています。

住民がアンケートで課題とした活気やにぎわいをつくるため周辺の整備は民間に提案を募る可能性があるということです。

皆実学区社会福祉協議会 佐々木宏文会長「医療機関が残るのはありがたいが、具体的な案をもう少し明確に示してもらえたら納得できる人も増えるのでは」