「メッシは金なんてどうでもいい」元バルセロナのストイチコフ、バルサに復帰しなかったメッシを大擁護

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クリスティアーノ・ロナウドらスター選手をかき集めているサウジアラビア。一方、サウジの観光大使を務めていたリオネル・メッシは、アメリカMLSへの移籍を決断した。

そうしたなか、かつてバルサでプレーした元ブルガリア代表フリスト・ストイチコフは、『Stats Perform』でこう述べていたそう。

「俺たちは金のためではなく、愛のためにプレーした。それが偉大さを示している。

自分の給料やボーナスなどどうでもよかった。プレーすることやリスペクトされることのほうが大事だった。

エージェントが他のことに気を配る。メッシは戦うためにプレーするためにきた。彼は金のことなどどうでもいい。彼はサッカーを愛しているからね。

(バルサに)復帰しないことは分かっていた。バルサを退団する際のやり方や影響からしてね。

彼はバルサで引退するために何があっても残りたかったが、そうならなかった。

彼や彼の父、兄弟と話す機会もあったが、信じられなかったね。

元バルサ選手として、パートナーとして、自分は常に最高の選手を好んできたし、メッシにあんな退団はふさわしくなかった」
「多くの人が復帰しなかった彼を批判しているが、彼がどんな形で退団したかを考えていない。

メッシは一握りの人間しかできないことをやった。彼はチームメイトたちを苦しめたくないので戻らないと言った。

それが彼の偉大さを示している。なぜなら、彼は復帰できただろうが、会長は(他の選手たちの)給与削減をしなければならなかったからだ。

メッシはチームメイトたちにそんな経験は絶対にさせたくなかった。彼が復帰したくなかったという主張は真実ではない」

ちなみに、ストイチコフは、クリスティアーノ・ロナウドが現在所属するアル・ナスルでプレーした後に柏レイソルに移籍。その後、MLSでプレーし、現役を終えている。

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なお、メッシと生涯契約を結んでいるadidasはMLS最大のスポンサー(MLS全チームにユニフォームを提供)。メッシは自分がMLSに参加することでadidasの利益が増えた場合、その一部を受け取るというレベニューシェア契約を同社から提案されているそう。