Snow Man・目黒蓮主演のドラマ『トリリオンゲーム』（TBS系）が7月14日にスタート。ジャニーズファンをクギ付けにしている。

　本作は、目黒が演じる天王寺陽と、佐野勇斗が演じる平学が資金ゼロから1兆ドル（トリリオンダラー）を稼ぎ出そうと目論む物語。

　原作は『ビッグコミックスペリオール』（小学館）にて2021年より連載中の同名漫画。累計部数は120万部を突破し、『このマンガがすごい！2022』（宝島社）でトップ10入りした人気作とあって、ファンの期待値も高かった。

　しかし、ネット上ではドラマの満足度とは別に、目黒の演技に違和感を覚えた人も多かった模様。女性が集まるネット掲示板では、《目黒蓮の笑顔好きなのに受け付けない》と、不満の声も多く書き込まれていた。

「原作のハルは、コミュニケーション能力が高く、人たらしで、いわゆる “陽キャ” として描かれています。漫画では『クハハハ』と歯を出して大笑いするシーンが特徴的なのですが、これを実写で再現しようとするとどうしてもわざとらしくなってしまう。

　目黒といえば、近年は硬派な役どころが多く、とりわけハマリ役とされた『silent』（フジテレビ系）で見せた無口でシリアスなイメージが強い。ふだんの目黒は落ち着いたしゃべり方で、真逆とも言えるハルの役が馴染んでおらず、配役にガッカリしている視聴者も多くいるようです」（週刊誌記者）

　さらに、笑い方以上に一部のジャニーズファンから「似合っていない」と指摘されたのが、原作のハルに寄せた襟足の長い髪型だ。

「いわゆる1970〜1980年代に流行した『マレットヘア』に近い髪型。笑い方のみならず、こちらもファンからはあまり評判がよくないようです。

　ジャニーズアイドルとして最前線に立つ目黒さんのキャラ設定は、このドラマの成否の鍵を握っていますから、今後も視聴者になじまないようでは、“爆ハネ” は期待できないかもしれません」（同）

　余談ではあるが、「マレットヘア」は、1994年にアメリカのヒップホップグループであるビースティ・ボーイズが「最もダサい髪型」と批判したこともあるヘアスタイル。

　ドラマが終わる頃には、目黒によって「最もイケてる髪型」に書き換えられているかも……？