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 マーカス・イングヴァルトセンが4年間過ごしたブンデスリーガでの戦いを終えて、母国デンマークのノアシェランに移籍することが明らかとなった。2年前にウニオン・ベルリンからマインツに加入するも、主力の座をなかなか掴むことができず、昨季は1400分間のみの出場にとどまっていたアタッカーだが、同じデンマークのミッティランも関心を示す中で、最終的に移籍金額は獲得時の230万ユーロを少し上回る模様。

 マインツのシュミットSDは「彼の母国であり、またユース時代を過ごしたクラブでもあるFCノアシェランで、マーカスは絶対的リーダーとしての役割を得る機会を手にしたんだ」と同選手の退団の理由について説明。また来夏にはドイツでユーロの開催も控えているという事情もあり、「マーカスから移籍の申し出があった。彼がこのチームのために尽くしてくれたことに感謝するとともに今後の健闘を祈っている」とエールを送った。

 これまでデンマーク代表として2021年3月に行われたモルドバ戦にて唯一出場している同選手は、そこで決勝弾を決めており、ウニオンでは公式戦通算68試合に出場して9得点、マインツでは公式戦通算58試合に出場して19得点、ブンデス通算では114試合に出場して24得点を記録している。

マインツ、シュテファン・ベルとの契約を延長?

 その一方で2012年にマインツに加入して以来、かつてはキャプテンも務めた経験ももつシュテファン・ベルについては、来季まで自動更新された契約をさらに延長する可能性はあるのだろうか?31歳となったベテランセンターバックは、このキッカーからの問いに対して、「まだ具体的な話はなにも出ていないけどね」と述べつつも、「今後数週間のうちに必ず話し合いをすることにはなるだろうね。合意に達することも想像できるよ」と語った。ただキッカーは得た情報によるとマーロン・ムスタファについては、イタリアのセリエBFCスュットリオールに移籍する模様。22歳のオーストリア人ストライカーとマインツとの契約は来夏まで。

Welcome home, Marcus Ingvartsen!

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- FC Nordsjælland (@FCNordsjaelland) July 7, 2023