タイ・ベトナムなどのエスニック料理。これからの時期、そろそろ欲してくる人も多いのでは? スパイシーで刺激的。でもそれだけじゃない!初心者さんからマニアックさんまで、おすすめのタイ・ベトナム料理店10選、お届けします。

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食べたくなるのはなぜ? 癖になるおいしさ

野菜もたっぷり、見た目も鮮やか。スパイスを使った料理が多くて、刺激もあり。でも辛いだけじゃない!
エスニック料理には惹かれる要素がたくさん。美容と健康にも良いと言われ、独特な雰囲気のお店で異国を感じられるのもうれしいところ。
そろそろ欲してきた人も多いのでは? 「食べログマガジン」で過去紹介した記事から、本場の味を楽しめる!初心者さんからマニアックさんまで、おすすめのタイ・ベトナム料理店をご紹介します。

ベトナム料理の定番

フォーティントーキョー(PHO THIN TOKYO)吉祥寺店|東京・吉祥寺

ベトナム、ハノイで40年以上続くフォーの老舗「フォーティン」。その門外不出のレシピで作った伝説のフォーが食べられる「フォーティントーキョー」が池袋、新宿に続いて、2023年6月3日、吉祥寺に待望の3号店をオープンしました。

店内には創業者ティンさんやハノイの店の写真が飾られています 写真:お店から

メニューはハノイと同じく「牛肉のフォー」のみ。創業者ティンさんのお墨付きだけあって、東京在住のベトナムの人たちもこぞって訪れるほど本場の味です。このメニューにたまご(スープ付)やネギ、パクチー、追加牛肉のトッピングができます。

「牛肉のフォー」950円   写真:お店から

優しい味わいのスープにシャキシャキのネギ、モチモチした食感でスープの旨みをたっぷり吸ったフォー、柔らかい牛肉のバランスが絶妙。やみつきになるおいしさに、リピート間違いなしです。

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<店舗情報>
◆フォーティントーキョー 吉祥寺店
住所 : 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-8-21
TEL : 0422-29-3989

nụ(ヌー)|東京・祖師ヶ谷大蔵

2023年3月21日、小田急線「祖師ヶ谷大蔵」駅から徒歩15分、世田谷通りから少し入った路地裏にカフェ「nụ(ヌー)」がオープンしました。徒歩5分ほど離れた場所にある、人気のバインミー専門店「ăn di(アンディー)」の姉妹店で、ベトナムごはんやスイーツを楽しめるカフェです。

街角にひょっこりと現れたレトロでオシャレなカフェ 写真:お店から

メインの”ベトナミーズごはん”は、月の前半後半でメニューが変わります。これまで登場したメニューは「コムガー」と呼ばれるベトナム風チキンライスや、レモングラスが香る挽肉を使った”レモングラスのそぼろ・混ぜごはん”、ベトナム定食スタイル“豚ロースと卵焼き”など。次はどんなメニューに出会えるのか、楽しみになりますね。

近くの農家から“世田谷野菜”が届けられます。国産のハーブ類も使用し、旬のおいしさを楽しめるごはんです 写真:お店から

人気のスイーツ「バインフラン」と呼ばれるベトナムプリン(530円)は、たっぷりかかったほろ苦いキャラメルソースと、卵の優しい味わいがノスタルジックなプリン。ベトナムコーヒーとクラッシュアイスをトッピングすることで、冷たくて甘いデザートを楽しめます。

「ベトナムプリン」530円。 甘くて濃厚なベトナムコーヒーと合わせて食べたいですね 写真:お店から

現在夜メニューなども準備中で、将来、ディナータイムにはバルのようにお酒とベトナムごはんを楽しんでもらえるようにしていきたいそうです。
ベトナムの魅力いっぱいのカフェ、海外旅行を楽しむかのような気分になれますよ。

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<店舗情報>
◆nu
住所 : 東京都世田谷区砧3-17-2 グランドール砧 1F
TEL : 03-5727-8345

本格派ベトナム料理

Diner Vang KACHIDOKI|東京・勝どき

勝どき駅から徒歩2分に位置する「Diner Vang KACHIDOKI(ダイナー・ヴァン 勝どき)」は、清澄白河に1号店があり、その2号店として2022年12月にオープンしました。シェフのチャン・ビエット・ホワンさんはハノイ出身。ハノイの伝統料理の店で腕を振るっていたところ「ダイナー・ヴァン」のベトナム人スタッフのひとりに声をかけられ、勝どき店開業のために来日したそうです。

木の家具と陶器が調和したセンス溢れる店内 写真:長尾真志

前菜は、生春巻きやネムチュア(発酵ソーセージ)、ハーブをたっぷり使ったサラダなどがあり、酒場感覚でそれらをつまみながら飲み始めるのが常連流。
また、日本ではかなりレアだという、アヒルの唐揚げをレモングラスの素揚げと一緒に食べる料理「ヴィッ ラン モーイ」は、現地ではおなじみの一品だそう。ワインにもよく合います。

ヴィッ ラン モーイ(アヒルとレモングラスの唐揚げ)」1,500円 写真:長尾真志

麺料理はフォーなどの定番の平麺から、丸い細麺・ブンまで。汁あり、汁なし、つけ麺、辛い麺など、7種揃う充実ぶりです。

ソースと麺、具材をよく混ぜて食べる「フォー トロン(汁なしフォー)」1,200円 写真:長尾真志

お洒落さとカジュアルさを兼ね備えた同店。ベトナムの風を感じられる店内で、本格的でエキゾチックな料理を楽しんでみてはいかがでしょう。

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<店舗情報>
◆Diner Vang KACHIDOKI
住所 : 東京都中央区勝どき3-3-3 1F
TEL : 03-5547-4206

SADEC TOKYO東京・神田

2022年9月、オフィス街・神田にオープンした「SADEC TOKYO」。新御茶ノ水駅・淡路町駅・小川町駅からそれぞれ徒歩約3分でアクセスできます。

「全部のせフーティウ」1,100円   写真:お店から

看板メニューは「フーティウ」。“本場のフーティウを日本に伝えたい”との思いから、材料も調理方法も現地にこだわり、麺はメコンデルタ地方のサデックから取り寄せたものを、料理長には本国の五つ星ホテル出身のシェフを招いています。

バインミー   写真:お店から

フーティウの次におすすめなのが「バインミー」880円。ポークとチキンの2種類から選べます。焼きたてパリパリのパンにたっぷりの野菜と肉を挟み、シェフ特製のソースをかけた一品。ベトナムコーヒーとの組み合わせが抜群です。

店内の家具は、すべてベトナムから調達 写真:お店から

店内はカラフルで明るい空間で、現地へ旅行している気分にひたれそう。
仕事の合間に立ち寄れる立地でありながら、本場さながらの味わいが堪能できるベトナム料理レストラン。気軽にフラッと訪れてみてください。

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<店舗情報>
◆SADEC TOKYO
住所 : 東京都千代田区神田司町2-5-7 カツハタビル 1F
TEL : 050-5589-7401

フレンチ・ベトナミーズ

L’Atelier de Stand Bánh Mì東京・自由が丘

2022年8月に自由が丘駅北口から徒歩3分ほどの場所、自由通り沿いにオープンした「L’Atelier de Stand Bánh Mì」(ラトリエ ドゥ スタンドバインミー)は、食のガイドブック「ゴ・エ・ミヨ2020」に掲載されたこともある学芸大学の人気ベトナム料理店「スタンドバインミー」の2号店。無添加・無化調で食材そのもののおいしさを引き出すフランス料理の調理法を取り入れたベトナム料理店です。

写真:お店から

「スタンドバインミー」同様、化学調味料を一切使用せず「匠の大山鶏」を有機野菜と一緒に10時間かけてじっくりと煮込んだフォン・ド・ヴォライユ(フレンチ流鶏ガラスープ)をベースにした滋味深い料理が楽しめます。

汁なし混ぜ米麺「フーティウコー」1,140円 写真:お店から

代表的なメニューは、ベトナム南部メコンデルタ地方ソクチャン発祥の名物フーティウをスタンドバインミーらしくアレンジして仕上げた、汁なし混ぜ米麺「フーティウコー(季節の小鉢と本日のスープセット)」1,500円や、自然派ワインで煮込んだレバーパテを使った「オリジナルバインミー(季節の小鉢と本日のスープセット)」1,500円など。

自家製鶏のレバーパテ 写真:お店から

コンセプトは「ここでしか食べられない料理」を創作していくお店。自然派ワインと繊細な料理を楽しめるフレンチ・ベトナミーズは、すでに話題になっています。

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<店舗情報>
◆L’Atelier de Stand Banh Mi
住所 : 東京都目黒区自由が丘1-3-21
TEL : 050-5589-5869

本格派タイ料理

バンコック ポニー食堂 岩本町店|東京・岩本町

東京各地に「バンコック〇〇食堂」という名前で展開しているタイ料理店があるのをご存じでしょうか? 〇〇の中身は色々で、ピーナッツだったりコスモだったりポニーだったり。かつてはラララというお店もありました。そんな中、2022年9月に新たな「バンコック ポニー食堂」が岩本町駅近くに誕生しました。

写真:カレーおじさん\(^o^)/

ランチメニューの中から「カオソイ」900円に「ミニグリーンカレー」100円をつけて注文。どちらも現地の味にかなり近い本格的なおいしさで、辛さのみ日本人に合わせて多少控えめになっているというバランス感です。

「カオソイ」と「ミニグリーンカレー」 写真:カレーおじさん\(^o^)/

夜はタイ料理をつまみにお酒を飲めるお店となります。「パットマラクン」890円は、ふわふわ卵にぷりぷり海老、そこにゴーヤの食感と苦味が加わって最高のおつまみ。
テイクアウトも対応しているので様々なシーンで利用可能です。

「パットマラクン」 写真:カレーおじさん\(^o^)/

店員さんはタイの方がほとんどですが、タイは微笑みの国と呼ばれるだけあってみなさん笑顔が素敵で気さくな方々で、日本語もお上手なので安心です。
昼も夜も使えるタイ料理店、重宝すること間違いなしです!

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<店舗情報>
◆バンコック ポニー食堂 岩本町店
住所 : 東京都千代田区岩本町3-3-14
TEL : 03-5839-2959

モダン タイ キュイジーヌ

thalee ling(タレーリン)|東京・代々木上原

代々木上原の住宅街にモダンタイ料理のお店「thalee ling」がオープンしました。こちらは「Fresh Seafood Bistro SARU」の姉妹店ということもあり、魚介系を中心とした食材をタイの調理法に合わせて作ったオリジナル料理を味わえるお店です。

店内はタイのリゾート感もある落ち着いた空間 写真:カレーおじさん\(^o^)/

ある日の平日ランチメニュー「魚介と野菜のグリーンカレーと山形の香り米」1,500円は、ふわっとした火入れで上品な仕上がりの海老と、ホタルイカの複雑な味わい。野菜もさまざまなものが入って食べ応えがあります。
カレーの味はしっかりと青唐辛子の辛さとハーブの香りが立ち、山形産のジャスミンライスがそれを受け止めます。

平日ランチメニュー「魚介と野菜のグリーンカレーと山形の香り米」1,500円 写真:カレーおじさん\(^o^)/

また、ランチには前菜2種盛りとミントティーも付きます。取材時のメニューはソムタム(青パパイヤのサラダ)と北海ホタテのタルタルの2つでした。

前菜2種盛りとミントティー 写真:カレーおじさん\(^o^)/

オーセンティックな料理そのままではなく、それを日本の食材と合うように考えられたスタイルのモダンタイキュイジーヌ。どの料理もしっかりとタイを感じながらも、日本ならではの良さが共存するものばかりです。
タイ料理好きの方、シーフード好きな方は要チェックです!

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<店舗情報>
◆thalee ling
住所 : 東京都渋谷区元代々木町16-16
TEL : 050-5447-0811

新しい出合い。タイ・イサーン料理

クァクンティム|神奈川・横浜

多くのタイ料理店やタイ古式マッサージ店がひしめく関内、伊勢佐木町界隈は、リトルタイランドとも呼ばれる繁華街。そんな街の一角、横浜中郵便局近くに佇むのが「クァクンティム」。数あるタイ料理レストランの中でも、超マニアックなタイ料理に出合えます。

店構えから放たれる雰囲気も現地さながら 写真:井原淳一

同店が提供するのは、タイ東北部、北はラオス、南はカンボジアと接し、タイの他の地域とは異なる独特の食文化を持つイサーン地方の料理。油はあまり使わず、唐辛子や薬草をふんだんに用いるのが特色です。

「ダムター」3,000円(2〜3人用)。中央の黒いものがイソガニ 写真:井原淳一

青いパパイヤのサラダ「ソムタム」はイサーン料理の代表格。そのソムタムを主役におかずが並ぶ大皿料理「ダムター」は、程よい感じの辛さ、塩漬けカニの癖のある旨さで、セットで付いてくるそうめんなどと一緒に食べれば、イサーン地方にトリップしたかのような味わいが楽しめます。

「ゲーン・キレッ」(グリーンカレー) 写真:井原淳一

「ゲーン・キレッ」はグリーンカレー。タイ料理でグリーンカレーと言うと、ココナッツミルクや青唐辛子が使われた黄緑色のカレーを思い浮べますが、こちらイサーン地方のグリーンカレーは全くの別物。
新しい食との出合い、目と舌で味わいに、せひ足を運んでみてください。

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<店舗情報>
◆クァクンティム
住所 : 神奈川県横浜市中区曙町2-29 アベビル 1F
TEL : 050-5600-3528

世界へ発信するタイ料理

MOT(モット)|京都・鞍馬口

2023年5月6日、京都市営地下鉄烏丸線「鞍馬口」駅からすぐの場所に、タイ料理レストラン「MOT(モット)」がオープンしました。東京、目黒にある人気タイ料理レストラン「みもっと」が、世界に向けてタイ料理の新しい表現を発信する旗艦店です。

センスの良い器使いにも注目 写真:お店から

「みもっと」は、バンコクにある五つ星ホテルのクッキングスクールで料理を学んだみもっとさんが、その深い知識と技術に裏打ちされた料理を供するレストラン。その人気レストランが、今度は京都に開業しました。

「おまかせコース」16,500円〜/1人 写真:お店から

いただけるのは、タイ各地の伝統的な調理技法を用いて日本の四季のうつろいを表現したコース料理。タイ料理を研究し続けるみもっとさんがその知識と技術を生かし、日本の旬の食材で四季を表現することにチャレンジします。

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<店舗情報>
◆MOT
住所 : 京都府京都市上京区上御霊前通烏丸東入上御霊前町409-2
TEL : 不明の為情報お待ちしております

上品なタイ・ベトナム料理

クロープクルア|東京・浅草

浅草で20年以上、老舗エスニック料理店として愛されていた「クロープクルア」が、2023年2月、都営地下鉄浅草線の浅草駅から徒歩3分ほどの江戸通り沿いに移転オープンしました。

写真:お店から

同店のおすすめメニューは「ムークロープ」950円。皮付き豚バラ肉を揚げたものですが、低温でじっくり揚げるため、温度管理が難しい料理だそう。程よい塩味の豚バラ肉の旨みと、カリカリに揚がった皮の食感が楽しい一品です。

「ムークロープ」950円 写真:お店から

「おすすめランチ」900円はお得な内容で、パッタイとガパオライスを両方食べられて、さらにスープ、サラダ、デザートが付いてきます! モチモチ麺のパッタイは夜も人気のメニューだそう。

「おすすめランチ」900円+「目玉焼き」60円  写真:佐藤明日香

オーナーシェフ・高梨 勇氏の作る料理は化学調味料を使用せず、ナチュラルでフレッシュなハーブをたっぷりと使った、シンプルかつ本格的なものばかり。
フレンチ経験豊富で素材や料理を熟知しているからこそ作り出せる、技術と知識が詰まった他では食べられない繊細な味を、ぜひ味わってみてください。

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<店舗情報>
◆クロープクルア
住所 : 東京都台東区駒形2-6-3 ゴールドホース伊東 1F
TEL : 03-3847-3461

※価格はすべて税込。 

※「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名・金額等を掲載しております。 営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。 

文:食べログマガジン編集部

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