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 RBライプツィヒではTSGホッフェンハイムより、クリストフ・バウムガルトナーの獲得に成功。オーストリア代表MFはこれからドイツ杯連覇中の同クラブにて、来シーズンよりチャンピオンズリーグの舞台での戦いにも臨むことになる。ホッフェンハイムとの契約は2025年までとなっていたため、獲得に際しては2700万ユーロが投じられた。これはクラブ史上2番目の買取金額であり、3位は同じくホッフェンハイムから獲得したダヴィド・ラウムの2600万ユーロ。

 マックス・エベール競技部門取締役は「是が非でも獲得したかった選手」と明かし、「攻撃面で万能なプレーヤーであり、中央でも両翼でもセカンドトップでも、センターフォワードやCMFとしてもプレーが可能だ。スピードと決定力をもつ非常にクレバーな選手で、シュートテクニックも抜群。そして内面性にも非常にいいものがあり、地に足がついた好奇心旺盛で野心的な人間だよ」と評している。

 2017年にザンクトペルテンのU18からホッフェンハイムに加入したバウムガルトナーは、今期クラマリッチに次ぐ7得点7アシストと14スコアリングポイントをマーク。そしてこれからはライプツィヒにて、まずは7月15日のパフォーマンステストを皮切りに、その2日後から本格的に練習開始。そして3連覇を狙うドイツ杯初戦にむけた準備をすすめていくことに。同選手は「タイトルを狙えるクラブでプレーしたかったし、CLも楽しみだ」と意気込んだ。

 その一方でライプツィヒではかつてエベール氏がグラードバッハ時代に獲得し、そしてそこでの契約がこの夏で満了するマーカス・テュラムについて、キッカーが得た情報によればすでに選手側より断りが入れられていた模様。そもそもテュラムが要求したサラリーはライプツィヒにとっては高額だったようで、ただこちらはパリ・サンジェルマンにも断りを入れた様子、行き先はイタリア、ACミランになるとみられている。

 そのためむしろライプツィヒでは昨季にフランス1部RCランスで旋風を演じたロイス・オイペンの獲得が優先されており、現在はベルギーU21代表として欧州選手権に臨んでいるアタッカーだが、ただこちらはクラブ間交渉において移籍金をめぐり難航。要求金額は4500万ユーロのようだ。こちらはしばらくは先がみえることはなさそうだが、ポルトガルの若手MFファビオ・カルバーリョをめぐっては、ただリヴァプールと合意に近づいている模様。

#RBLeipzig verpflichtet den offensiven Mittelfeldspieler Christoph #Baumgartner von @tsghoffenheim. Der 23-Jährige erhält einen Fünfjahresvertrag bis Juni 2028.

Herzlich willkommen in Leipzig, Baumi! #YouCanDoAnything

- RB Leipzig (@RBLeipzig) June 23, 2023