オオサンショウウオの在来種を守ることなどを目的に広島大学に研究センターが誕生しました。

国の特別天然記念物であるオオサンショウウオは交雑種が広島市西部を流れる八幡川でも去年発見されるなど、在来種が絶滅する恐れが出ています。

在来種を保全するためには在来種か交雑種かの判定が必要ですが、これまでは2日という長い時間を要していました。

研究センターでは雌雄や母系を含めた判定を1~2時間で行うなど迅速な解析を進めるとしています。

オオサンショウウオ保全対策プロジェクト研究センター 清水則雄センター長「センターを作ることで市民国民の皆様にも非常に分かりやすい形で情報発信できますし、課題を解決していければなと考えています」

今後は八幡川の交雑種ゼロを目指すといくそうです。