写真は今年3月撮影

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 俳優の鈴木亮平が23日に放送されたMBS・TBS系「日曜日の初耳学」で「負けるわけにはいかない」と感じた人気俳優を明かした。

 TBS日曜劇場のドラマ「TOKYO MER〜走る緊急救命室〜」では救命救急医の主人公を演じ、手術シーンで見事な手さばきを見せた鈴木。これまでも徹底した役づくりで知られ、2015年の「天皇の料理番」では病に侵される役のため、20キロ減量したことも話題になった。

 「あれは初めて日曜劇場に出させていただいたドラマで、日曜劇場の原体験が残ったドラマです」と振り返った鈴木は「特に主役の佐藤健くんの包丁さばきを見たときに、ものすごいんですよ。どれだけ練習したら、こうなるんだろうというくらいの本物の手さばきを身につけていて」と驚かされたことを告白。

 「自分の中で日曜劇場はここまでやるものなんだっていう意識が植え付けられた体験だったんですよ。『TOKYO MER』でもどこかで健の包丁さばきに負けるわけにはいかない、というのは思っていましたね」と語った。

 自身も20キロの減量で同作に挑んだことについては「もちろん、見た目に説得力があるってこともそうなんですけど、自分が自分の見た目で病気だということを信じた状態でいないと。不器用なんでしょうね。(そこまでしないと)病人だってことを信じ込めないんです」と話していた。(大倉雅人)