マンチェスター・ユナイテッドで15年プレーのイングランド代表DF、破産。年俸4億円から転落
驚きのニュースが飛び込んできた。
『Mirror』によると、かつてマンチェスター・ユナイテッドで15年にわたって活躍した元イングランド代表DFウェズ・ブラウンが破産したのだという。
ウェズ・ブラウンは1979年生まれの43歳。1992年にマンチェスター・ユナイテッドの下部組織に加入し、1996年にトップチームデビューを果たしたディフェンダーだ。
あのデイヴィッド・ベッカムやライアン・ギグス、ポール・スコールズ、ネヴィル兄弟らも同時期に活躍している。
最終ラインならセンターバックもサイドバックもこなすユーティリティ性を武器にアレックス・ファーガソン監督の信頼を受け、2011年まで公式戦362試合に出場するなど活躍した。
その後はサンダーランドで5シーズンプレーし、さらにブラックバーン・ローヴァーズとケララ・ブラスターズに所属したあと2018年に現役引退している。
派手ではなかったが、世界的に名の知られた選手であった。そんな彼に何があったのだろうか。
報道によると、ウェズ・ブラウンは2月にイギリスの歳入関税庁(HMRC)から破産宣告を受け、4月12日にその申請が高等裁判所で認められたそうだ。
(最近もSNSは更新されていた)
マンチェスター・ユナイテッドの時代には週5万ポンド(およそ800万円)を稼いでいたと言われているのだが…。
しかし引退後は450万ポンドの家を売却したり、さらに20年間連れ添っていた妻のリーンと昨年離婚したり、経済的な面で厳しい状況にあったとのこと。
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先日は、元ウェールズ代表クレイグ・べラミーの破産の内情が赤裸々に伝えられたばかり。有名なサッカー選手であっても引退後の生活は簡単ではないようだ。