ファーストコーポレーション<1430.T>が後場プラスに転じている。正午ごろに発表した第3四半期累計(22年6月~23年2月)単独決算が、売上高178億2300万円(前年同期比18.7%減)、営業利益13億3800万円(同13.1%増)、純利益9億1300万円(同15.3%増)となり、特に12~2月期は同81.5%営業増益となったことが好感されている。

 不動産売上高の減少で売上高は減収となったが、大型案件の着工や造注案件受注などにより完成工事高が大幅な増収となったことが牽引した。なお、23年5月期通期業績予想は、売上高280億円(前期比7.2%減)、営業利益20億4400万円(同6.5%増)、純利益13億7000万円(同8.0%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS