体調不良を乗り越えリバプール戦に先発したグリーリッシュ。1G1Aの大活躍を見せた。(C)Getty Images

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 ライバルをコテンパンにする数時間前――。マンチェスター・シティの10番は、ひとりトイレで格闘していたようだ。

 現地時間4月1日に開催されたプレミアリーグ第29節で、2位のシティは6位のリバプールと本拠地エティハドで対戦。モハメド・サラーに先制点を許すも、猛反撃の末に4点を奪い返し、4−1で圧勝した。

 この一戦でジャック・グリーリッシュは定位置の左サイドで先発。27分にフリアン・アルバレスの同点弾を演出すれば、74分には勝利を決定づけるチーム4点目を叩き込んだ。

 英紙『Mirror』によれば、1ゴール1アシストの大活躍を見せた27歳のイングランド代表MFは、試合後に現地メディアのインタビューに対応。満足気にこんな裏話を明かした。
 
「朝から体調が悪くて、トイレにいたけど、最終的には元気になったよ。フットボールが大好きだ。プレーするのも、トレーニングするのもね。上手くいっているよ。今はいつもの自分に戻り、体力も完全に回復しているし、自信もある。今日の得点とアシストは完璧だ」

 最後には茶目っ気たっぷりに「そろそろ着替えて、何日休みがあるか確認しないとね!」と口にしたグリーリッシュ。イギリス史上最高額で加入した昨季は、重圧にも苦しめられ、その価値を証明できずに終わったなか、今季は心身ともに伸び伸びとプレーしている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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