意識不明のザッケローニ氏が頭部手術…地元の市長が状態明かす「状態は安定、回復に向かっている」

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自宅で転倒し意識不明となっていた元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏が手術。回復に向かっているようだ。イタリア『コリエレ・デッラ・セーラ』が伝えた。

ザッケローニ氏は10日の午後、自宅で転倒したとのこと。階段付近で意識を失ったまま倒れている姿が発見され、チェゼーナにあるマウリツィオ・ブファリーニ病院に緊急搬送された。

状態について情報が錯綜する中、11日には頭蓋血腫の除去手術を受けたとのことだ。

地元メディアでは救助活動中にくも膜下血腫のために状態が悪化。服用した抗凝固剤の効果が増幅されたとされている。

また、今後ザッケローニ氏が両目でしっかりと見ることができるかどうか、経過を観察中とのこと。この重篤状態が、転倒の影響なのか、それとも以前からの病気の影響なのかは現時点では不明だという。

ザッケローニ氏の状態についてはチェゼーナティコのマッテオ・ゴッツォーリ市長が説明。「状態は安定しており、回復に向かっている」とのこと。「1日も早い回復を祈り、市全体からの挨拶とさせていただく」とした。

チェゼーナの街に愛されているザッケローニ氏。無事伊回復することは市民の思いのようだ。