調理の手間や時間を少なくしてくれる、簡単キッチングッズ。今回はライターの高木沙織さんが「本当に使える!」と人気の3COINS「シリコーンフードバッグ」を徹底レポート! 550円というお手頃価格のキッチンアイテムの実力はどうだったのでしょうか…? 

あらゆる調理法に対応!3COINS「シリコーンフードバッグ」

近年注目を集めているキッチンツール、“シリコーン製”のフードバッグ。冷凍や湯煎、電子レンジでの加熱など、あらゆる調理法に対応するうえに、食材・料理の保存までできて、とても便利です。

また、使用後は洗って繰り返し使うことができるとあって、環境に優しく「SDGs」にも貢献する商品だといっても過言ではないでしょう。

そんなシリコーン製のフードバッグなのですが、とにかく使い勝手がいいのが魅力で、300円ショップ・3COINSでは、“スゴく売れている”と大きな話題になっています。いったい、どんな商品なのでしょうか? 今回は詳しくレポしていきます。

●料理の時短だけじゃない!そのまま保存にも使える優れもの

こちらが、3COINSの人気商品「シリコーンフードバッグ」。

ちなみに商品スペックは…容量(約):1L/使用可能:電子レンジ、食洗機、冷凍庫/使用不可:オーブントースター、直火/耐熱温度・耐冷温度:200℃〜-40℃/素材:シリコーンゴム/サイズ(約):幅19.8×高さ16.5×奥行6.3cmです。

「シリコーンフードバッグ」は、冷凍や湯煎、電子レンジ対応可能。食材の保存だけでなく、そのまま調理もできてしまうというアイテム。

たとえば、野菜を加熱するときや、食材に下味をつけるとき。はたまた、完成した料理を保存して、そのまま電子レンジや湯煎にかけて温めるといった使い方も可能! スープやカレーのような液体状の料理を入れることもできて、使い道もじつにさまざまです。

料理を時短ですませたいときや、洗いものを減らしたいときなどにも重宝し、さらに洗って繰り返し使うことができるので経済的。ジッパーつきビニール袋だと、1回使い捨てだったり、ものによっては電子レンジでの使用ができなかったりもしますが、「シリコーンフードバッグ」なら、それらのお悩みもまるっと解決というわけです。

●550円とは思えないクオリティに驚き!

では、実際に商品を見てみましょう。

Mサイズで、2〜3人分の料理の保存ができそうな容量(ワンサイズ小さいSサイズもあります)。

上部には、ロックするための突起が3か所についていますが、完全密封ではないため、ものを重ねたり、逆さ・横にしたりしないように注意が必要です。

片面には目盛りがついているので、容量を確認したいときにも便利。使用後、洗った「シリコーンバッグ」は、サイドのフックを引っかけて干すことができるので、中までしっかり乾かせて衛生的です

ザッと見ただけでも、500円とは思えないクオリティの高さですよね。

●「シリコーンフードバッグ」でポテサラづくりに挑戦

さて、ここからはMサイズの「シリコーンフードバッグ」を使って、2〜3人分のポテトサラダづくりに挑戦してみたいと思います。はたして、どのくらい調理が楽になるのでしょうか…?

まずは、ジャガイモの皮をむいて2〜4等分にカットし、「シリコーンフードバッグ」に入れます。食材・料理の保存時は、「シリコーンフードバッグ」の8分目が目安とのことですが、ジャガイモ3個を入れたくらいでは、まだまだ余裕です。

次は、水大さじ1を加えて、電子レンジ(600W)で6〜7分加熱(加熱時間は目安)します。ちなみに加熱時、「シリコーンフードバッグ」の口は、あけた状態。

ジャガイモがほっくりしたら、5分ほど蒸らし、手もしくは麺棒を使って粗く潰していきます。

シリコーン素材なので、手でしっかりもめるところが高ポイント。ただし、火傷にはくれぐれもご注意を。

あとは、マヨネーズと練りからしを加えて混ぜ合わせ、粗熱が取れたら、切ったキュウリとハムを投入。 フォークのような先端が尖ったものでは破損が心配ですが、スプーンやヘラを使えば、「シリコーンフードバッグ」の中で、調味料や食材を混ぜることもできちゃいます。

最後に、塩・コショウで味を調えれば、あっという間にポテトサラダが完成。食材を切る以外は、「シリコーンフードバッグ」の中で調理が完結しました。

保存するときは、口を閉じてそのまま冷蔵庫へ。洗いものも最小限で、楽チンです(色の濃い食品に触れると、色移りする恐れもあります)。

ネットで検索してみると、ローストビーフや手羽先の甘辛煮をつくったりしている方もいるようです。調理から保存までおまかせの「シリコーンフードバッグ」。気になった方は、店舗やオンラインストアでチェックしてみてくださいね。

詳しいお手入れ方法や取扱いの注意は、商品に同封されています