冬でも定期的に洗いたいパジャマ。ただ、ボリュームのある冬用パジャマは、脱水時に洗濯機が止まってしまうことも…。「モコモコのパジャマも、少しの工夫で気軽に洗えるようになりますよ」と話すのは、お掃除ブロガーのよしママさん。ここでは、そのコツを教えてもらいました。

冬用のあったかパジャマ、どうやって洗濯してる?これでもう洗濯機の脱水が止まらない

冬用に購入したモコモコで暖かいパジャマ。ボリュームがあって肌ざわりもよく、暖かくすごせるのでわが家では重宝しています。ただ、寝ている間は汗をかくと言われているので、定期的に洗濯しておきたいですよね。

でも、冬用パジャマは気軽に洗うのが難しくないでしょうか? とくに脱水の際、洗濯機の中で偏ってしまうことが多く、洗濯に時間がかかってしまうことも。洗濯が終わらないと、なかなか乾燥の時間に当てられないので冬場はとくに困ってしまいますよね。

でも大丈夫。とっても簡単な解決方法で通常通り洗濯できちゃいます。すぐにでも真似できるので、ぜひ試してみてください。

 

●洗濯機が止まってしまう原因

あったかパジャマは、モコモコしていて毛足が長い毛布のようなものや、毛足の短いもの、肌触りのよいものなどさまざまです。

とくにボリュームがある毛足の長い生地のものは、水を含みやすく洗濯しにくいイメージがあります。水を大量に含むため、洗濯物が偏っていると脱水時にバランスが崩れうまく回らず、「ピーピー」と警報音が鳴って洗濯機が一時停止してしまうのです。

そうなると、自分で偏りを直す必要があります。あるいは、洗濯機が偏りを自動で直そうとするため、何度もすすぎを繰り返してしまい、洗濯終了までいつもより時間がかかってしまうなんてことも。

洗濯機を止めずに洗える!具体的な対策3つ

ここでは、具体的な対策をご紹介します。

●洗濯機に投入する順番を変える

洗うパジャマを決めたら、いちばん最初に洗濯機に投入します。ボリュームのある衣類を底に入れることで水を含んでもバランスを崩しにくくなるので、洗濯機も止まりにくいです。

わが家はネットに入れて、ほかの衣類と一緒に洗います。ほかの衣類を上からどんどん乗せているので、その重さでパジャマが浮いてきにくいようです。

●ボリュームのあるパジャマを一度に大量に洗わない

冬用のあったかパジャマは、ボリュームがあり水分を大量に含みます。洗濯機内のバランスを崩しやすいので、洗うときは家族全員分を一気に洗わないようにしています。

1人分ずつか、多いときでも2人分までにしています。とくにボリュームがあって偏りやすいパジャマをほかの衣類と洗う場合は、1人分までにしています。また、洗濯ネット1つにつき、入れるパジャマは1着までにしています。複数入れると偏りが起きやすいです。

 

●単独洗いならバランスよく

デリケートな生地のパジャマであれば、「クリーニングコース」「デリケートコース」あるいは、手洗いなど単独で優しく洗いたいですね。

単独であれば、ほかの衣類がないぶん洗濯機の中で偏りにくいので、脱水時のみ気をつければ大丈夫。先ほどと同様、洗濯ネットには複数の衣類をつめ込まずに、個別で入れるとバランスがとりやすいです。

もし脱水で止まってしまったら、底にバランスよく衣類を並べて再び脱水してみてください。

入れる衣類の数と入れる順番さえ守れば、通常通りほかの衣類と一緒に洗濯できることもあります。まずは少ない量から試してみてくださいね。

また、素材によって洗濯方法が異なりますので、必ず洗濯絵表示を確認してから洗濯するようにしてください。