年末に浴室の大掃除をした人は、きれいなままキープしましょう。入浴のたびに小掃除すれば、今年の年末に浴室の大掃除を省けます。ライフオーガナイザーの田川瑞枝さんが実践する小掃除は、お風呂掃除後の水分のふき取りです。ニトリの吸水スポンジを使って実践したことで、水アカや黒ずみ、カビから解放されました。

浴室の水滴をふき取るとカビの発生が抑えられる

わが家では、最後に入浴を終えた家族が浴室掃除をする習慣に。浴槽などを洗ったあとは、浴室の床や壁をさっと水シャワーで洗い流すというものです。この湯上りの浴室掃除後に、「水滴をふき取る」とカビの発生を抑える効果があるそうです。

 

この際、筆者は今まで、入浴後に足ふきマットとして使っているフェイスタオルで、浴室全体をふき取っていました。

ただしこのやり方だと、当然足ふきマットを洗濯機で洗うことになります。しかも、下洗いし、マットから髪の毛を取り除くといった手間も。これが、面倒でした。

そこで、こうした手間を一切省いてラクをするために、ニトリの吸水スポンジを採用することに。

 

食器洗いのようなコンパクトなスポンジなのに超吸水力

こちらが水滴を瞬時に吸水してくれると評判の、ニトリの「超吸水スポンジ(コンパクト)」。食器洗い用スポンジのようなサイズなのに、200mLの吸水力です。

 

素材はPVAスポンジで、乾くと固くなりますが、水分を含むとやわらかくなります。入浴中に水をしみ込ませておけば、掃除をするときにはやわらかくなった状態で、水分をふき取れます。

 

筆者は手が小さいので、つかみやすいコンパクトタイプが便利。ちなみに、ワイドタイプもあります。こちらは約350mLの吸水力。

夫は手が大きいからか、こちらのワイドタイプが使いやすいようでした。家族の使いやすい道具があると、掃除の習慣もラクに続けられます。

 

絞ると吸水性が復活して使いやすい

掃除のあと、水滴をふき取ります。

 

このように、ふき残しは皆無。タオルでふき取っていたときと、同じくらいの効果です。裏表を使ってふき、たっぷり吸水したら絞る。これを繰り返しますが、絞るのに力は不要です。

これがタオルなら、厚みのせいで、絞るにしても力がいります。そのうえ、作業の後半には、吸水性がなくなってくるもの。

一方、このスポンジは、何度絞っても手は痛くならず、絞るたびにカラッとして吸水性が復活します。

壁だけでなく床の水滴もふき取れる

面積が広い浴室の壁は、スクイージーで一気に水滴を流す方法もあります。しかし、細かいところは、タオルなどを使ってのふき取りが必要になるもの。

このスポンジを使えば、持ち替え不要。細かい場所の水滴もふき取れるので重宝します(絞る作業は必要ですが、これはタオルなどを使った際も同じ)。

 

壁や浴槽だけでなく、床の水滴も吸い取れます。床の水滴をふき取れば、湿気をさらに取り除け、カビ予防が万全になります。カビ予防が万全になります。床に落ちた髪の毛なども、スポンジくっついてくるので、最後の仕上げにぴったり。

 

掃除後の水滴除去なので、使用後はそれほど汚れもなく、簡単な水洗いで十分。

 

洗ったあとは乾かすだけ。収納場所もとくに気にしなくてもいいので、浴室のバーの上に置いておくと、翌日にはカチカチに。しっかり乾いていて、スポンジがカビる様子はありません。

入浴後の水滴除去で、カビ知らずの浴室になります。なるべく簡単に、家族が手伝ってもいいと思えるような仕組みがあると、この習慣を継続しやすいです。小掃除を毎回行うことで、大掃除の手間を省けます。時短になり掃除もラクになり快適です。