昭和の団地。鍵を忘れてご近所の優しさがしみる「ワンタンスープ」の思い出
温かみのある手描きイラストが6.9万人のフォロワーに愛されているイラストレーター・Tamyさんが、思い出のレシピをオリジナルストーリーの漫画でご紹介。今回は、母の帰宅を待つ間にご近所でごちそうしてもらった「ワンタンスープ」です。
ご近所の優しさがしみる「ワンタンスープ」<Tamyの昭和キッチン2>
寒い季節になると食べたくなるワンタンスープ。簡単につくれるのはもちろん、モチモチつるんとした食感と、具材次第で汁物にもご飯のおかずにもなる懐の深さで大助かりです。
子どもの頃に住んでいた団地は、ご近所同士が親戚のような親密さだったので、親子で家を行き来していました。鍵を忘れたときにお邪魔して手料理をごちそうになったり、今考えると大らかなご近所づき合いでした。懐かしい思い出です。
●ワンタンスープ
材料(4人分)
豚ひき肉 100g
ワンタンの皮 16枚
塩コショウ 適量
スープ[水1L 鶏ガラスープの素小さじ2 ショウガ1片 しょうゆ大さじ1 ネギや白菜など適量]
【つくり方】
(1) 豚ひき肉に塩コショウをして混ぜ合わせる。
(2) ワンタンの皮に(1)をのせ、水をつけて閉じる。
(3) 鍋にスープの材料をすべて入れる。
(4) 沸騰し野菜が煮えたら、(2)のワンタンを1つずつ入れ5分程煮る。
(5) 塩コショウで味を調えて完成。