気をつけているつもりでも、いつのまにかできている壁や床の汚れやキズ。5年前に家を新築した日刊すまいライターは、扉の取っ手がぶつかってできた壁の汚れや、家具の重みでへこみができたフローリングを見るたびに後悔、対策することに。そもそも、この手のことは入居直後にしておくのがベストです。きれいな家をキープしたい人は、ぜひ参考に。

 

いつのまにかできているキズや汚れが気になる

こちらは、わが家のリビングの壁紙についてしまった黒い汚れです。収納の扉をあけるたび、取っ手が壁紙に当たってしまうのが原因。取っ手の長さに合わせて汚れが残ってしまいました。以前はそこまで目立たなかったのですが、いつのまにか遠くから見てもわかるくらい目立つように。

 

こちらはキッチンの腰壁。壁づけでダイニングテーブルを置いているので、テーブルを移動する際などに壁紙にぶつかり、いつの間にかはがれてしまったようです。普段はテーブルで隠していますが、よく見ると、はがれた部分がとても目立ちます。

 

冷蔵庫前のフローリングの小さなキズも気になります。冷蔵庫を動かして掃除した際にできてしまったようです。よく見ると細かいキズがかなりたくさんできていて、後悔しています。

 

ダイニングのフローリングには、テーブルの脚が接している部分に、へこみができてしまいました。テーブルの重さが問題だったようです。

脚にフェルトを貼って対策をしていたのですが、それだけでは不十分だった模様。補修するのは難しそうなので、そのままにしています。

 

こちらは2階寝室の床。フローリングの一部が、欠けてしまっています。誤って掃除機を倒した際にできたキズ。フローリングの色が暗めなこともあり、欠けているのが遠くからでもわかります。

家の中の汚れやキズは、突発的にできてしまった場合もありますが、ほとんどは入居時にきちんと対策をしておけば防止できたのに、と残念でなりません。

汚れやキズを増やさないために取り入れたもの

クッションゴムは、100円ショップなどでも購入できる簡単なキズ防止アイテムのひとつ。壁紙に当たってしまう取っ手や家具などに貼っておくだけで、キズ防止になります。

クリアタイプでとても小さいのでほとんど目立ちません。わが家では、これ以上ひどくならないように、収納扉の取っ手やダイニングテーブルの角に貼っています。

 

ダイニングチェアやダイニングテーブルには、シリコンの脚カバーをつけました。底に厚みがあり、フローリングをしっかりキズから守ってくれます。すべりもよくなったので、重いダイニングテーブルも動かしやすくなりました。

 

今後購入したいと考えているのが、冷蔵庫下に敷くクリアマット。冷蔵庫の下はゴミやホコリがたまりやすいので、定期的に移動して、しっかり掃除をしたい場所です。

ただ、重い冷蔵庫を動かすと床にキズができやすいので、今後はクリアマットを敷いて予防したいと思っています。

最初はうっすらとした汚れや小さなキズでも、放っておくといつのまにかひどくなってしまうもの。少しでも日々の掃除がラクになるように、早めに予防しておくことが大切だなと感じています。