ついつい食べすぎてしまった年末年始。太ったと感じていいても、体重をすぐに戻すのはなかなか難しいですよね。そこで今回は、ダイエットカウンセラーで料理研究家のおにゃさんに、お正月太りを解消する3つのポイントを教えてもらいました!

「正月太り」を解消するために、大切な3つのポイント

あけましておめでとうございます! 年末年始から食べるイベントが目白押しで、ついついなにかと食べて、食べ癖がついてしまっている方も多いと思いますが、みなさん、お正月太りは解消しましたか?

私を含め、私が主宰するダイエットプログラムのメンバーさんたちも、年始はやはり体重が増えてしまった方が多いのですが、食生活をしっかり整えることで、徐々に体重が戻ってきて、その後も更に減っています。極端な食事制限をしなくても、ちゃんと食事を整えていけばやせていきますよ。そこで今回は、「お正月太りの解消法」を3つご案内します。

●ポイント1:食べるものを撮影する

みなさんは、昨日3食なにを食べたか覚えていますか? なにを食べたかすぐに言える方って意外と少ないんです。そして、食べたつもりじゃないのに、ポツポツと食べていることが多いんです。じつはこんなに食べていたんだ…! ってことがたくさんあります。

そこで、今の食生活を客観的に理解するために、食事をスマホで撮影してみませんか。ひと昔流行ったレコーディングダイエットですね。

1日を振り返ってみると「パンが多すぎた」「おかず食べてないな」「野菜食べてないな」など、客観的に自分の食事内容がわかるようになります。ポイントは、間食も撮影することです。食べる前に撮影することで、「やっぱりやめておこう」と、食べるのをやめることもありますよ。

なお、基本の食事バランスは「定食スタイル」(主食1品、主菜1品、副菜1〜2品)なので、自分の食事はどうだろうかと比較して、食べるようにしてくださいね。

●ポイント2:野菜を増やす

イベントが増えると、野菜の量が極端に減っていく傾向があります。年末はおそば、年始はおせちやお雑煮…。

ポイント1で紹介した「食べたものを撮影」するとわかりやすいのですが、野菜はかなり少ないと実感できるかと思います。煮物の中だったり、お雑煮の中に入っていますが、ほんの少し、気持ち程度。

煮物の野菜は糖質多めの根菜で、おまけに砂糖やみりんがたくさん使われているので、「野菜」とカウントしない方がいいくらいです。

野菜たくさんの汁物、サラダ、ナムルなど、野菜をたくさん使った料理を必ず1品食べるようにした方がいいですよ。また、サラダはカサがあるので、たくさん食べた気になっても、あまり食べていないことも。サラダだけの場合は、いつもの倍食べる気持ちでつくるのをおすすめします。

とくに、おすすめの野菜は、葉物野菜。コマツナ、ホウレンソウ、春菊、ニラ、水菜、青梗菜など。たくさんありますね! 私は、汁物やナムル、炒め物、サラダにも活用できる小松菜を使用することが多いです。

●ポイント3:毎日同じタイミングで体重を測る

毎日体重計にのっていますか? 体重をはかることがストレスになりすぎると、精神的によくありませんが、毎日体重をはからないと、ついつい食べすぎても、どうでもいいや…と諦め状態になってしまいます。そして、気が緩みすぎて、どんどん太っていくのです(恐ろしい現実…)。

現在地がわからないと、自分がどのくらい太ったのか? どのくらいやせたいのかもわかりません。なにを食べたら太るのか、どんな風に食べたらいいのかもわからないんです。

したがって、単純に体重を毎日はかることから始めてみましょう! たまにアナログの体重計の方がいますが、体脂肪、内臓脂肪、体内年齢、基礎代謝量などをトータルにわかる体組成計の方がおすすめです。

いかがでしたか? 今回ご紹介した内容は簡単で誰にでもできることです!

私のダイエットプログラムでは、これらの3つは必ずやっているのですが、つい最近では、アラフィフのメンバーさんの一人が、7か月でなんと−16.4kgやせました!! しかも、あと8kgやせるのが目標だそう! まさに、継続は力なりですね。ぜひ参考にしてください。