街ゆくおしゃれさんのファッションを、すてきなイラストで分析する「東京おしゃれ図鑑」。今回の舞台は、番外編の東京ディズニーシー! 描くのは、旬なファッションやメイクのイラストがインスタで20万人のフォロワーに愛されているヤベミユキさんです。

「東京ディズニーシーで見かけた防寒上手なおしゃれさん」<東京おしゃれ図鑑vol.15>

今回、ファッションチェックしたのは「東京ディズニーシー」。
夢の国と言われる「東京ディズニーランド」と較べて、「東京ディズニーシー」は異国情緒あふれる風景が特徴的。スリル系のアトラクションが充実していて、大人やカップルに人気です。

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12月下旬
最低気温 2℃ 最高気温 10℃
晴れ

すっかり冬の気温となったこの日は海沿いということもあり体感気温も低く、皆さん真冬アウターや冬小物で上手に防寒しながらおしゃれを楽しんでいました。

パーク内で「40代のモノトーンマリンコーデ」が目立つ

海沿いのベンチで見かけたのが、白アウターとベレー帽がマリン風ですてきだった40代のママさん。

白のダウンジャケットは温かいのはもちろん、重ね着したコーデに軽さが出ます。黒のベレー帽はカジュアルになりがちなテーマパークコーデに大人っぽさを与えてくれるし、防寒にもなるのでまねしたい。
ノルディック柄ニットがちらりと見えてポイントになっていました。

●ふわりと広がるキルティングスカートもおすすめ

パーク内がカラフルなので、モノトーンコーデはとても映えます。
オールブラックコーデのキルティングスカートの女の子もとてもかわいかったです。

キルティングスカートは、中にタイツも重ねられるし、ふわりと広がるシルエットが華やか。次回まねしようとメモを走らせたのでした。

30代、カチューシャ合わせのこなれカラーコーデ

モノトーンと対象的にカラーコーデで目を引いたのは、カチューシャと合わせた淡色コーデがこなれかわいい30代の方。

ブルーのもこもこのカチューシャは栗色の三編みヘアにマッチしていて、メンズのウールシャツと淡色のゆるデニムがカリフォルニアっぽくて、なんともこなれていました。
バッグとスニーカーは黒でしめているところもお見事。

●カチューシャは小物として色を合わせる

彼女のようにカチューシャとカラーを合わせている方がちらほらいて、目を引きました。
たとえばカチューシャと靴下を合わせたり、カチューシャとインナーを合わせたり。

カチューシャをつける方は、コーデの一部としてトータルで見せることがポイントのようです。

なにも考えずに水色のワンピースに赤のカチューシャをつけていた著者ですが、じつはこの日がカチューシャデビュー。いい大人がカチューシャをするなんて恥ずかしいかしら…。と今まで我慢していたのですが、やっぱりカチューシャをつけると、楽しい!!

夢の国でも現実世界でもいくつになっても、着たいものを着て、やりたいことをしたらいいじゃんと、オリエンタルなイルミネーションが光る街を歩きながら思ったのでした。

次回の「東京おしゃれ図鑑」もお楽しみに。

※「東京おしゃれ図鑑」は街ゆく人のファッションをヒントに独自のアレンジを加えて掲載しております。