100円ショップの「浮かせる収納グッズ」3選。50代以降にこそおすすめ
家事をラクにするグッズが増えています。なかでも、年齢に沿った便利なグッズも多数。50代ブロガーで、「さよのシンプルライフブログ」を主宰している原田さよさんに、ラクする収納グッズを教えてもらいました。
掃除もラクで場所も取らない「浮かせる収納グッズ」おすすめ5選
ESSEonlineでは、人生後半をラクに暮らすために私が試してきてよかったことを紹介しています。今日は「浮かせる」収納についてお伝えします。
フックやマグネットで浮かせた収納だと、すぐ取れるし戻しやすい。掃除もラクだし、場所を変えたいときも便利です。年齢を重ね「そのまま取れる」収納の方がラクになってきたという人、仕事や介護で忙しい人、片づけに苦手意識があった人にもおすすめです。今回は、キッチンから2つ、洗面所から2つ、お風呂から1つ、ご紹介します。
●ステンレス吊戸棚用キッチン手袋ピンチ(ダイソー)
ゴム手袋はシニアの私の相棒です。若い頃のように、素手で水仕事をしても大丈夫!とはいかないからです。
その炊事用手袋、いろいろな収納方法を考えてきましたが、「ステンレス吊戸棚用キッチン手袋ピンチ」が使い勝手がよく、見た目もシンプルなので気に入っています。水をきるのに便利だし、位置を変えたいときもすぐできます。
見つけたのはダイソー。炊事用手袋の置き場所に困っている方で、挟む棚がシンク上にある人にはおすすめです。耐荷重が150gなので重たいものはかけられませんが、ほかのキッチン用品にも使えそうです。
●柔らか素材のマグネットポケット(キャンドウ)
冷蔵庫にあるものの賞味期限の文字が小さすぎるときや、キッチンにいて何かメモしたいときなどは、冷蔵庫横に貼りつけた「柔らか素材のマグネットポケット」からペンを出して使っています。私はここにあるのがもっとも便利。
やわらかくつかみやすいので、冷蔵庫側面をふきたいときもサッと外せるし、位置を変えたいときもすぐできます。また、幅広のサイズのものより、このぐらいコンパクトなほうが入れるものの数も絞れて使い勝手がいいです。大きなサイズにすると、あれもこれもと収納したくなりますから。
●貼ってはがせるフィルムフックコップホルダー(キャンドウ)
築23年の古いわが家、古い洗面台ですが、このホルダーのおかげで快適です。使いやすさだけでなく見た目もスッキリ、掃除もしやすく喜んでいます。「何度でも貼ってはがせる フィルムフックコップホルダー」は、セリアにありました。置いてあったのは、お風呂グッズコーナーでした。
画像のようにコップを反対むきにしてこのフックにひっかけることができます。良い点は、その名の通り、後からでも位置をするっと動かせる点です。コップが浮いていてぬめりにくい、その場所の掃除もしやすいというわけです。
●tower マグネットバスブーツホルダー(山崎実業)
バスブーツは意外とかさばるので、置き場所に困りませんか。わが家の洗面脱衣室は狭いので、バスブーツの収納ではいろいろな方法を試してきました。100円ショップにあるバスブーツホルダーを使っていたこともあるのですが、ときどき身体があたって落ちてしまうことも。今は山崎実業の「tower マグネットバスブーツホルダー」を使っています。これがとても便利です。
メリットとしては、
・洗濯機横にスリムに収納できる
・強力なマグネット、丈夫なスチールなのでぐらつかず、バスブーツの出し入れがしやすい
・シンプルで機能的なデザインなので、見た目にもスッキリ
と、重宝しています。
●tower マグネット&引っ掛け湯おけ(山崎実業)
こちらは収納グッズではありませんが、便利なのでご紹介します。私がお風呂で使う湯おけのカビやぬめりを防ぐために買い換えた、山崎実業の「tower マグネット&引っ掛け湯おけ」です。
わが家の古いユニットバスにはシャワーフックが2つありますが、使うのはたいてい1つ。余ったほうのシャワーフックに、この湯おけを画像のようにひっかけています。もちろん、お風呂場にバーがついているならそこにひっかけるのもOK。
また、底にはマグネットが内蔵されているので、磁石がくっつく壁なら、直接つけておくことも可能です。形からわかるように、水きりも自然にできるので、底だけでなく内側もぬめりにくいです。
「浮かせる収納」は、掃除の面だけでなく、あまり場所を取らないのもいい点。わが家のように、キッチンも洗面所もお風呂も狭くて、置きたいものを置きにくいというお宅にはおすすめです。
浮かせて収納するためのグッズは、今回ご紹介したものの他にもたくさんありますので、サイズや耐荷重をたしかめてお家にピッタリなものを探してみてください。