ペレ氏【写真:ロイター】

写真拡大

ペレ氏が死去

 サッカー元ブラジル代表で「王様」と呼ばれたペレ氏が29日、サンパウロの病院で死去した。82歳だった。アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ氏に贈った言葉が話題を集めている。海外メディアが2人の2ショット画像付きで紹介すると、海外ファンから「泣ける」「今頃一緒にプレーしてるね」と反響が集まった。

 サッカー界で歴史に残る2人の貴重な場面だった。スーツを着たペレ。座ってどこかを見つめているようだが、隣に立っているのはマラドーナだった。お構いなしにブラジル人レジェンドの額にキス。画像内にペレのツイートがこう貼られている。

「いつか、天国で一緒にサッカーができることを願うよ」

 2020年11月、マラドーナがこの世を去った時にペレが追悼の意を表した言葉。米スポーツ専門局「ESPN」のサッカー専門インスタグラムが、2ショット画像付きでインスタグラムに投稿した。文面に「マラドーナが2020年に死去した際のペレのメッセージ。レジェンドたちよ、安らかに眠れ」とつづると、海外ファンから惜別のコメントが寄せられた。

「英雄は永遠に死なない」
「サッカー界の象徴たちだ」
「2人ともサッカーを楽しんでくれ」
「美しいサッカーの創造者だ」
「サッカーの王様を我々は忘れない」
「今頃一緒にプレーしてるかもね」
「泣ける」

 1958、62、70年のワールドカップ(W杯)で史上唯一の3度優勝を経験したペレ。天国でマラドーナとボールを蹴っているのだろうか。

(THE ANSWER編集部)