井上尚弥選手(左)とポール・バトラー選手(写真:AP/アフロ)

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2022年12月13日に東京・有明アリーナで行われたプロボクシングのバンタム級世界4団体統一戦で、WBAスーパー、WBC、IBF王者の井上尚弥選手がWBO王者ポール・バトラー選手に対し11ラウンド1分9秒KOで勝利を収めた。一方、ネット上では試合中に観客からバトラー選手に向けられた野次が話題になっている。

試合中、井上選手がノーガードで挑発する場面も

試合では基本的に井上選手が攻め続け、バトラー選手は両腕でガードを続け、守りを固めていた。井上選手はそんなバトラー選手に対し、試合中盤にはノーガードや後ろに手を組み、攻撃を挑発した。

こうしたバトラー選手の消極的な姿勢に観客がしびれを切らしたのか、「金返してよ!」といった野次が飛ぶ事態になった。しかし、この野次にネット上からは、「不快になった」「恥を知れ」「ショーじゃないんだから」といった批判の声があがっていた。