年末に差し掛かり人や物の流れが活発になるのを前に、29日、宇都宮市内の郵便局では万が一の事態に備えて強盗事件を想定した訓練が行われました。

宇都宮宿郷郵便局で行われた強盗対応訓練は包丁を持った強盗役の警察官が、 郵便局員から現金を要求する想定で行われました。

この日は、事前に告げられていなかったという客が人質にとられて刺されるという想定も行われ、局員は少し慌てながらも緊急対応の手順を確認しました。

その後犯人を特定するためのカラーボールを投げる訓練も行われました。

警察によりますと県内では郵便局を狙った強盗未遂事件が2014年に発生していて強盗は店舗に下見に来る傾向があるということから日ごろから来店者の目を見てあいさつを交わすことが犯罪の抑止につながるとしています。

ほかにも29日は特殊詐欺を窓口で防ぐ声かけの訓練も行われ警察署との連携を改めて確認しました。