東京栃木県人会が設立30周年を迎え、都内のホテルで記念式典が行われました。新型コロナウイルスの影響で都内で懇親会が開かれたのは3年ぶりです。

都内での式典と懇親会には福田富一知事をはじめ、約150人が出席しました。県内出身者やゆかりのある人同士の親睦を図り県の発展に寄与しようと、1993年に設立された東京栃木県人会は現在、約450人の会員がいます。

式典では県人会の大島栄寿会長が「ふるさとは遠きにありて思ふもの。私たちはこれからもふるさとを大事にして、活動を頑張っていきたい」とあいさつ。

福田知事が「首都圏と栃木の懸け橋になっていることに、心から感謝申しあげます。栃木県の魅力発信の役割を担っていただきたい」と祝辞を述べました。

懇親会では県出身のお笑い芸人「U字工事」が登場し、地元ネタ満載のトークに会場は笑いに包まれていました。

県のアンテナショップ「とちまるショップ」の特設ブースには、地酒やイチゴ、ナシなど「ふるさと栃木」の商品が並び、会場は栃木一色となっていました。