北朝鮮・金与正氏「ICBMは自衛権の行使」 国連の緊急会合を非難
![8月10日の全国非常防疫総括会議で演説する金与正党副部長(朝鮮中央テレビの映像から)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/9/4/94593_1607_ec7861f8_452353ff-m.jpg)
金与正氏は朝鮮中央通信が22日に公開した談話で、国連安保理が米国にそそのかされ、北朝鮮の新型ICBM「火星17」の発射実験を吊るし上げようとする公開会議を21日に開いたと主張した。
そのうえで「わが政府は米国とそれに追従する反動集団のこのような妄動はわれらの自主権に対する乱暴な侵害であり、朝鮮半島情勢を新たな危機局面に追い込もうとする政治的挑発として強く糾弾する」と表明した。
さらに、「われわれは国家の安全を守るための自衛権の行使に口を出す行為については誰であれ絶対に容認せず、最後まで超強硬に対応する」と強調した。
また米国が北朝鮮の武装を解除しようとしても自衛権を損なうことはできず、敵対行為を行うほどさらに致命的な安保危機を招くことになるなどと警告した。