奥日光では冬支度が進んでいます。

登山シーズンが終了し霊峰・男体山の登山口がある日光二荒山神社中宮祠では閉山祭が行われました。

氏子や地元関係者などが参列するなか、中麿輝美宮司が男体山に向かい玉串を捧げ山への感謝と今後の平穏を祈りました。

コロナ禍前まで男体山の一合目で行われていた神事ですが現在は登拝門近くで規模を縮小して行っています。

男体山は日光の霊峰とも呼ばれ日本百名山のひとつにも数えられています。

今シーズンは4月25日の山開き以来、約3万2千人が登山に訪れました。

登山客は去年に比べ4千人ほど増加しています。

神事の最後には神職たちが登拝門を閉め中麿宮司がかんぬきを掛けて男体山の登山シーズンが終了しました。

男体山は新型コロナウイルスの影響で毎年夏に行われる登拝祭の夜間登山が3年連続で見送られています。

日光二荒山神社は来年は開催を予定していて新型コロナのいち早い収束を願っています。