日暮れが早まる秋から冬にかけ日が沈む前後の時間帯で 歩行者と車が絡む事故が多く発生する傾向にあります。

宇都宮中央警察署は夜間の交通事故を防ごうと7日、啓発活動を行いました。

会場となった宇都宮市のオリオンスクエアには警察をはじめ市の職員や交通安全協会からおよそ20人が集まりました。

「交通安全ナイトスクール」と名付けられているこの活動。日が暮れかかるオリオン通りを通行する人に向け反射材を配布しながら夜間の交通安全を呼びかけました。

   

こちらは実演を通して自動車のハイビームと反射材の効果を体感できるコーナー。

     

ロービームでは40メートルほど先までしか照らすことができませんが、ハイビームを使うと100メートル先まで照らすことができるということです。

このほか警察署の職員が作ったおすすめの反射材紹介コーナーもあり、立ち寄った人は、反射材を取り付ける位置を考えたりハイビームを使うタイミングを改めて確認したりしていました。

宇都宮中央警察署によりますと栃木県内で過去5年間に発生した夜間の歩行者と車両が絡む死亡事故のうち、歩行者が反射材をつけていたケースは1件もなく、今後も啓発活動を続けていくということです。