10月に開催されたいちご一会とちぎ国体の競技結果を総括し栃木の競技力向上について話し合う対策本部の臨時会議が10日開かれました。

国体の総括として今回臨時で開かれた会議には、12人の委員が出席しました。

とちぎ国体は1月の冬季大会、9月の本大会会期前競技、それに10月の本大会が行われ栃木は男女総合の天皇杯、女子の皇后杯で、ともに東京に次いで2位でした。

会議ではこの成績についてコロナの影響で国体が2年間中止となったことや開催県として予選がなく競技力の立ち位置を見極めるのが難しかったこと、さらにコロナで移動ができずふるさとの選手が減ったことで東京の選手層が厚くなったことが主な要因だと分析しました。

一方、国体で向上した競技力を次につなげるための意見も出されました。

栃木県は今年度も36の競技で小学生・中学生合わせて540人をチームとちぎジュニア選手に指定し引き続き若い世代の競技力向上を図ることにしています。