宇都宮市は10日、今年2月に発生した火災で可燃ごみの受け入れを停止しているごみ焼却施設「クリーンパーク茂原」について、12月24日にごみの受け入れを再開すると明らかにしました。

これは10日に行われた宇都宮市議会議員説明会で明らかになったものです。

市は火災のあと、施設を10月末に再開することを目指して修理などを進めていました。

しかし火災が起きた「ごみピット」と呼ばれるごみを一時的に保管する場所で、コンクリート製の壁を補修する必要が出てきたため11日から補修工事を始めるということです。

市では工事を12月23日までに終え、翌日から可燃ごみの受け入れを再開する方針です。

受け入れを再開するのは縦・横・高さのいずれかが50センチに満たない燃えるごみ、それに一定のサイズを超えない重さが100キログラム以下の可燃性粗大ゴミです。

また今再発防止策として、市ではクリーンパーク茂原の防火設備の強化のほか、下田原町にあるクリーンセンター下田原の計画保全工事の前倒しを検討しているということです。