グローバル化が進み国内外でさまざまな価値観を持った人たちと接する機会が増えていることから「伝える力」をテーマに企業が中学生に出張授業を行いました。

相手に自分の伝えたいことを適切に伝えるというコミュニケーションスキルの重要さを学んだのは、那須塩原市の箒根中学校の1年生およそ20人です。

この授業はタイヤなどのゴム製品を製造するブリヂストンが社会貢献活動の一環として行ったものです。

生徒たちはグループに分かれて外国から来たゲストを地域のイベントに誘うという疑似体験に挑戦し、文化や習慣の違う人とコミュニケーションをとるには何が重要かを体験しました。

ブリヂストンは世界150を超える国や地域で事業を展開し、多様な人たちと仕事をしています。

その経験を地域社会に還元しようと、3年前からこの取り組みを行っていて、今回、全国で26校目、栃木県内では初めての開催となりました。

授業では海外勤務を経験したことのある社員からビデオメッセージも寄せられ、「自分が当たり前だと思っていることは通用しない」、「相手の立場に立ってコミュニケーションを取ることが重要だ」とアドバイスしていました。