11月9日から始まる秋の全国火災予防運動を前に佐野市の児童施設で消防訓練が行われました。

秋の全国火災予防運動は火災が発生しやすい時期を迎えるにあたり防災意識を高める目的で9日から1週間行われます。

佐野市こどもの国では2000年にオープンして以来この運動の前後に毎年、防災訓練を行っていて8日の訓練には施設と市消防本部の職員、それに施設に訪れた一般の親子など合わせて150人が参加しました。

訓練は施設の2階の部屋にある映像機器から出火したという想定で行われました。

火元を発見した職員が非常ベルを押して館内に緊急事態を知らせ近くの消火器を使って初期消火に当たりました。

そして職員から火災の報告を受けた管理者が消防に通報しました。

一方で別の職員は施設の中にいた一般の利用者を非常口から外へ誘導しました。

その後、消防がはしご車やポンプ車で駆け付けて消火に当たり施設と消防が一連の流れを確認していました。

秋の火災予防運動は9日から今月15日までです。