101回目を迎えた全国高校サッカー選手権大会は5日、栃木大会の準決勝が県グリーンスタジアムで行われました。

この夏のインターハイベスト8、6連覇を狙う赤と黒のユニフォーム矢板中央は悲願の初優勝を目指す宇都宮短大付属と対戦。

試合は立ち上がりから矢板中央が主導権を握りますが宇短附はゴールキーパー増田を中心に堅い守りでゴールを許しません。

対する宇短附もチャンスをつくりますが枠をとらえ切れません。

両チーム得点がないまま延長戦でも決着がつかず、試合はPK戦にもつれこみます。

3人ずつ失敗して迎えた矢板中央の8人目、宇短附のゴールキーパー増田が好セーブを見せます。

最後は齋藤がきっちり決め宇短附が2年ぶりの決勝進出です。

続く第2試合は桜色のユニフォームの佐野日大と、國學院栃木が対戦。

國學院栃木は自慢の細かいパスワークでリズムを作りチャンスをうかがいます。

佐野日大もカウンターを起点に相手ゴールに迫りますが決めきることができません。

そして0対0で迎えた試合終了間際、一瞬のスキから勝利を掴んだのは佐野日大でした。

最後の最後に中埜がゴールネットを揺らし6年ぶりの全国まであと1勝です。

決勝は12日、県グリーンスタジアムで行われます。