この道一筋に力を尽くし顕著な功績を挙げた人に贈られる秋の叙勲と褒章の伝達式が11月7日栃木県公館で行われました。

2022年の秋の叙勲と褒章は栃木県関係で合わせて73人と2つの団体が受章しました。

勲章を受章した人のうち旭日章が13人、瑞宝章が45人です。

一方、褒章は緑綬褒章に2つの団体、黄綬褒章が4人、そして藍綬褒章が11人です。

7日の伝達式にはこのうちの19人が出席し、福田富一知事からひとり一人に勲章などが手渡されました。

瑞宝双光章を受章した宇都宮市今宮のテヅカ工芸の元代表取締役手塚勝美さん(77)は長年にわたり広告看板の製作に尽力し、現在の県庁の建設中に使われた仮設の塀のデザインも手がけました。

黄綬褒章を受章した日産自動車・栃木工場の山田正さん(60)は入社から41年にわたり自動車のエンジン部品などの鋳造を行い、自動車の軽量化にも貢献しました。

福田知事は、「県の発展に多大な貢献をなされその功績は県民の誇りであり郷土の貴重な財産です」と功績を称えました。