災害の発生に備えて将来、保育の道を志す学生が乳幼児などいわゆる「災害弱者」への支援について学びました。

講習を受けたのは宇都宮市にある作新学院大学女子短期大学部の2年生およそ120人です。

今回は日本赤十字社栃木県支部のボランティア指導員金塚玲子さんから災害時に身近にあるもので快適に過ごすための工夫を学びました。

学生たちはわずかなお湯で体をふくためのホットタオルの作り方や毛布を使った防寒対策のほかがれきや寒さから足を守ってくれる新聞紙を使ったスリッパづくりなどに挑戦しました。

作新学院大学女子短期大学部では卒業生のほとんどが保育者として幼稚園や保育所で働いています。

甚大な被害をもたらした東日本大震災を受けて2014年から、災害救護訓練としてAEDの使い方など子どもたちを守るための対応を学んでいます。

11月7日はこのほか、子どもの心のケアなどいつ起こるか分からない災害への対応や心構えなどを学んでいました。