往年のバイクファンに人気のメーカー「メグロ」のバイクが一堂に集まるイベントが6日、那須烏山市で開かれました。会場には幅広い年代のメグロがずらり。

那須烏山市の山あげ会館で行われたのは、メグロのバイクの祭典「メグロ・キャノンボール」です。これらのバイクは、かつてあった日本最古のバイクメーカー目黒製作所の血を受け継ぐ車両です。

目黒製作所は、1924年に創業、1964年に現在のカワサキに吸収されましたが、2021年、メグロブランドのモデルが復活しました。

那須烏山市には、戦時中にメグロの製造工場があったことから、聖地としてアピールしようと取り組んでいます。

イベントでは、1949年に烏山工場で製造された「メグロZ号」がお披露目され、来場者は貴重な車体を写真に収めていました。

その後行われたパレードでは、およそ100人がバイクで市内を周遊しました。

参加者は、地元のジャズバンドの演奏やメグロ製バイクをイメージしたコーヒーを楽しみながら、交友を深めていました。