栃木県内全域の小学生を対象にした柔道大会が6日、宇都宮市のユウケイ武道館で開かれ、子どもたちが日ごろ鍛えた技を競いました。

この大会は柔道の競技力向上と心身の成長を目的に、宇都宮市に本社を置く警備会社、北関東綜合警備保障が開いているもので、新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となりました。

今回は40回目の節目の大会で、北関東綜合警備保障の青木勲会長は「この大会から世界に羽ばたいて欲しい。日ごろの練習の成果と力を出し切ってください」とあいさつしました。

そして選手を代表して直江重鳳選手が力強く選手宣誓を行いました。

試合は5人1組の団体戦で「低学年の部」と「高学年の部」に分かれたトーナメント戦を行い県内59チーム282人が参加。

選手たちは、道場や団体の威信をかけて、日ごろ磨いた技を掛け合い、先月栃木県チームの男子が初優勝を果たした、いちご一会とちぎ国体にも勝る熱い試合を繰り広げました。

大会の結果、低学年の部は野木町の野木柔道クラブが23チームの頂点に。36チームが競った高学年の部は栃木市の未来塾Aが優勝しました。