観光客で賑わう奥日光で、訪れた人たちに幻想的な夜をすごしてもらおうと観光名所を照らすライトアップイベントが行われています。

大鳥居や桟橋が昼間とは違った表情を見せる夜の中禅寺湖畔です。奥日光では現在、観光名所をライトアップする「ライトアップ奥日光」が開かれていて、期間中はイギリス大使館別荘記念公園や日光二荒山神社中宮祠などが光に照らされ、一帯は幻想的な雰囲気に包まれます。

今年で4年目を迎えたイベントですが、今回から初めて環境へ配慮した取り組みを始めました。中禅寺立木観音の鐘楼を照らす電源を、環境に優しい水素自動車やハイブリット車のバッテリーから得ています。1台で1500wの電力を供給できるといいます。

また寒空の下訪れた観光客をもてなそうと、車から供給された電気を使ってお茶を沸かし振る舞う様子も見られました。

車での電力供給は立木観音の鐘楼のみで6日まで、ライトアップ奥日光は今月20日まで行われます。